Blade worker 31 「想いと勇気、貴方に届け」 <Edgeさん>
「……生きてるって、素晴らしいよなぁ」
布団に横たわって、そんな事を呟く士郎。余程、「この世、全ての地獄」が堪えた様である。
――ボンボン
「……先輩、起きてますか?」
「ん? ああ、起きてるぞ、間桐」
「あ、あの、先輩にお話があるので、お部屋に入っても良いですか?」
「ああ、良いぞ。遠慮なく入ってくれ」
「失礼します」
襖を開けて、間桐が部屋に入ってくる。俺は体を起こして、布団の上に座る。間桐はそんな俺に正対する形で、畳の上に座る。
「「………」」
話があると言っていたが、間桐は何も言ってこない。俺は間桐が口を開くのを待つ。しばらく流れる沈黙の時間。
そして、間桐の瞳に決意の光が輝いた時、その口が開いた。
「――わたし、先輩のことが、好きです」
真っ直ぐな、宣誓の如き告白。それ故に、彼女の想いの強さ、深さが知れる。
士郎が、そんな彼女の告白に口を開く前に、彼女は更に言葉を紡ぐ。
「だから、先輩に、嘘や隠し事をしたくないんです。……聴いてくれますか、わたしの話?」
「……ああ」
葛藤に震える体を抱き締めるようにして抑え込みながら、強い決意が込められた眼差しを向ける間桐の様子に、頷く。
「……わたしは、元々、間桐の生まれじゃありません。養子なんです。……先輩も、魔術師ですから、意味、解りますよね?」
「!! ……ああ」
「……わたし、自分が不幸だって思ってました。でも、わたしにはどうにもできなくて、全部、諦めてました。そんな時でした。先輩の事を知ったのは」
「………」
「……わたし、先輩のこと、見下してました。わたしも汚れているけど、先輩の火傷はハッキリ見えて醜くて。先輩の本当の家族はいなくなっていたけど、わたしにはまだ本当の家族がいて。……、だから、わたしの方が不幸じゃないから、そう思って」
「………」
「……でも、本当はわたしの方が不幸だって解ってて、だから、先輩を見下して、自分を上に置いて、その事から目を背けてたんです」
「………」
「……先輩、覚えていますか? 先輩が中学生の頃、日が落ちるまで、校庭で走り高跳びをしてた事」
「……ああ、覚えてる」
「……あの時、わたし、教室からその光景を見てました。始めは、嫌でした。先輩が諦めない姿は、諦めたわたしを責めている様に感じたから。……でも、いつの間にか、諦めない先輩を応援してたんです。――それは、わたしにとって奇跡でした」
「………」
「……その時から、ずっと、ずっと好きなんです、わたしに奇蹟をくれた先輩が。そして、高校に入学した時、お爺様に、先輩の監視を命じられました。わたしは、すぐ頷きました。……先輩を騙す事になっても、先輩の側に居られると思ったから」
「………」
「……先輩の周りには先輩方が居て、わたしの居場所が小さく思えて嫌でした。そして、先輩方と接する内に、先輩方の気持ちを知りました。その時、こう思ったんです。わたしの方が、先に先輩を好きになったのにって」
「………」
「……わたしより綺麗な先輩方に嫉妬してました。わたしは汚れてて、綺麗な先輩方を見る度、惨めな気持ちになってました。けれど、気持ちは負けてなんかいない。そう思って、そう思うことで、頑張れてこれたんです。それなのに、……先輩は先輩方を受け容れていきました。……わたしの目の前で」
「………」
「……悲しかったです。辛かったです。苦しかったです。先輩方が、……憎かったです。先輩が、……憎かったです」
「………」
「……それでも、先輩が好きなんです。……諦めたくないんです。……先輩と一緒に居たいんですっ!」
「!!」
間桐は泣いている。ぽろぽろと涙を零している。
「……わたしみたいな汚れた女じゃ、先輩に相応しくないのは解っています。……それでも、それでも、一番でなくても良いんですっ! ただ、先輩と一緒に居たいんですっ! ……ダメ、ですか、先輩?」
「……間桐」
涙を零しながらも、俺から目を逸らさず見つめる間桐。……俺の答えを、待っている。
「……間桐、相応しくないのは、俺の方だ。俺の手は、血で穢れてる。……そんな俺が、間桐や楓、鐘、由紀香、綾子に触れる事なんて、本当は赦されないんだ。……俺は」
「先輩、そんなこと、言わないで下さいっ! 先輩が言ってる事は、先輩方の想いをっ!?」
楓達の想いを無碍にする士郎の言葉に、激昂した間桐の頭が士郎に優しく撫でられる。
「……せ、先輩!?」
「……桜は優しいな。楓達の為に本当に怒ってた。そんな桜が汚れてる? ……世界中の誰が認めても、俺が認めない」
「……先輩」
「桜は綺麗だ。愛しいくらいに」
「!! せ、先輩」
言って、桜を抱き締める士郎。
「俺は、側に居てやる事しか約束できない。……それでも良いか?」
「ハ、ハイ、ハイッ!! それでも良いんです! それだけで良いんです!!」
士郎に抱き締められながら、涙を零しながら答える桜。その涙を優しく拭いながら、桜を布団の上に横たえる。
「桜を、俺の色に染めるぞ。……良いか?」
「……はい。わたしを先輩の、士郎さんの色で染めて下さい」
桜が言葉を紡ぎ終わった瞬間、士郎は桜に覆い被さった。
「ちゅっ、んんっ、ちゅぅ、んぅ、ちゅ」
士郎の舌が、桜の口腔内を舐め回す。歯の一本一本を丁寧に舐め、口腔に唾液を塗り込み、舌を貪るように絡める。
情熱的なディープキスに、桜の意識は甘く痺れる。
「んぅっ、ちゅぅ、ふんんっ、ぴちゅ、くぅんっ、ちゅちゅっ」
口腔で生まれた甘い痺れを伴った熱が、全身に伝播していく。桜にとって、それは未知の現象だった。
桜にとって性的快感は、忌まわしい記憶を伴う物だ。「マキリ」の業と、慎二との関係。肉体の反応と精神を、諦観によって切り離すことで、自己を防衛していなければ、桜は「壊れて」いたに違いない。
だが、この時、初めて肉体の反応と精神が結び付いた。ある意味、客観的であった快感が、初めて主観的な物になったのだ。正に初体験である。
「ちゅっ、んふっ、ちゅぅ、んんっ、ぷあぁぁっ、し、しろぉうさぁぁん、ふあぁぁっ」
キスだけで、全身が熱く火照ってしまった。じぃぃんと頭も、甘く痺れてしまっている。
そんな桜の全身を愛撫しながら、着ている物を優しく剥ぎ取ろうとする士郎。が、服に手をかけられた桜が、士郎の手を押し止める。
「……桜?」
「ふぁっ、し、士郎さん、す、少し、待って下さい。んっ、準備、しますから」
「準備?」
「は、はい」
そう言って、士郎の体の下から抜け出した桜は、布団の傍らに投げ出されていた紙袋の中を探り始める。
「? それ、何だ、桜?」
「えっと、実は、士郎さんに喜んでもらおうと思って、メディアさんに頼んで作ってもらったんです」
「メディアに?」
バリバリに、嫌な予感がする士郎。果たして、紙袋から取り出されたのは、イヌ耳とイヌ尻尾だった。……俺が喜ぶって。
「それじゃ、着けますね」
イヌ耳とイヌ尻尾を装着する桜。装着すると、桜の髪と同じ色に染まるイヌ耳とイヌ尻尾。無駄に凄い機能だ。
「……何だか不思議な感じです。ほら、士郎さん、動かせますよ」
ピコピコ動くイヌ耳とフリフリと振られるイヌ尻尾。どうも、今度のは「神経接続」型らしい。
「……良く出来てるなぁ」
メディアの技術に感心しながら、士郎がイヌ耳に触れる。と、
「ひゃっあぁうぅぅぅぅぅぅっ!?」
イヌ耳から、桜の全身を奔り抜ける鮮烈な快美感。甘やかな痺れに全身が支配され、クタリと脱力してしまう桜。
「お、おい、さくらっ!?」
唐突な桜の反応に、士郎が桜を抱き起こそうとした瞬間、イヌ耳とイヌ尻尾に内蔵されたある機能が発動し、士郎を襲う。
ここで、桜が装着したイヌ耳とイヌ尻尾について説明しよう。「神経接続」型を採用し、着けるとまさしく装着者の体の一部となる。そして、耳と尻尾は快感に鋭敏で、更に装着者の性感を増大させる機能を持つ。
また、装着者が発情すると、強力な『魅了』をその発情した対象に掛けると言う機能を持つ。ちなみに、紙袋の中には、二つのイヌ耳とイヌ尻尾のセットが入っていた。『優しく』型と『激しく』型である。……どうも、桜、『激しく』型を装着した模様。
「ふぅあぁぁっ、んふぁぁっ、んくぅ、…………し、士郎、さん?」
鮮烈な快感に流されかけた桜だったが、何とか持ち直し、微動だにしなくなった士郎に呼び掛ける。……桜は、「機能」のを知らない。そして、士郎は対魔力が低く、現在何の防衛策も取っていない。……結論。
「■■■■ーーーーーーーー!!!!」
「えっ、きゃっ、きゃぁぁぁぁぁぁっ!?」
真性淫魔、降臨。
「ひゃうっ、ひぁぁぁっ、あっあぁぁぁぁんっ」
貪るような激しい愛撫をしながら、桜を押し倒す士郎。撫でられ、舐められ、揉まれ、吸われ、擦られ、甘噛みされる。
その度に甘い痺れが奔り、体は熱く火照る。気付けば、身に纏っていた物は全て剥ぎ取られていた。体の火照りが、自分を激しく求める士郎の熱さが、全裸になった事を気付かせなかったのだ。
「くぅあぁぁぁっ、ふぅあぁぁぁっ、はぁうぅぅぅぅっ」
全身を駆け巡る鮮烈なまでの快感に、甘く蕩けた嬌声を上げる他、反応できない桜。どこぞのワカメとは違い乱雑さが無く、巧みで激しく情熱的な、正に「愛撫」に、体も心も翻弄される。
「きゃうぅぅっ、ひぃあぁぁぁぁっ、うあぁぁぁぁぁっ」
スコールのような激しさのキスの雨。電流のような甘い刺激を生む指先の乱舞。熱く灼けるような快感を軌跡として残しながら、動き回る舌。
全身は甘く痺れているのに、士郎の激しい愛撫による快感に、この上も無く敏感になっていると言う矛盾。
「あっあぁぁぁぁっ、んうぅあぁぁぁぁっ、はっあぁぁぁぁぁんっ」
桜色に紅潮して、汗で濡れ光る肌。揉まれ捏ね回されて重く張りを増した乳房。そして、汗と唾液で濡れ光りながら堅く勃起する乳首。
秘裂は熱く潤んで開き、奥から愛液が溢れるように零れる。更に秘裂の上方に息づく陰核は、包皮が捲れて堅く勃起している。
「うぅあぁぁぁぁっ、きゃぅあぁぁぁっ、ふっあぁうぅぅぅぅぅっ」
熱く甘く蕩けてしまった桜の肉体と心。その様は淫靡。だが、同時に充たされたモノでもあった。
汚れた自分は、士郎に受け容れてもらえないのではないか? そんな不安が桜にはあったのだが、士郎の情熱的と言うにも激し過ぎる求め方に、そんな不安は払拭された。……と言うより、そんな不安を感じている余裕が無いと言うべきか。
「くぅうぅぅぅぅんっ! ひゃうぅぅぅぅぅっ! あっあぁぁぁぁぁぁぁっ!」
士郎の巧みで激しい愛撫の嵐に、桜は軽い絶頂を何度も迎えてしまう。それでも弱まることなく、桜の全身を駆け巡り続ける鮮烈な快感。
うつ伏せで突っ伏す桜。そんな快感に蕩け、体に力を込められない桜のお尻が、士郎の手で高く掲げられる。そして、
ジュプゥゥゥゥゥゥッ!!!
「ひぃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
桜の全身を、稲妻の様に貫く甘く重い衝撃。士郎の怒張が、桜の膣内に一気に突き込まれ、その苛烈とも言える快感に、桜は絶頂に昇り詰める。
自分を貫いた甘い衝撃に、恍惚とした表情で濡れた舌を突き出しながら、獣の交尾の体勢で快感に打ち震える桜。
ズチュジュップッズヂュヂュジュポッズズッジュプッ!
「あぅぅっ、くぅあぁぁっ、ひぃぃんっ、きゃあぁぁっ、んふぅぅぅっ、はあぁぁんっ」
淫靡な水音を響かせながら、激しく動く士郎の腰。獣の激しさと、桜の弱い部分を的確に突いてくる巧みさを備えた腰遣い。……流石は真性淫魔。
勿論、動くのは腰だけではない。手は背中や太股を撫で、乳房を揉みまくり捏ね回し、イヌ耳や耳やイヌ尻尾、乳首、淫核と言った敏感な箇所を弄り回す。舌はうなじや背中を唾液塗れにし、イヌ耳と耳は舌で穿られ舐め回され甘噛みされる。
ズップッジュジュズチュプッジュチュウッズチュッジュププッ!
「きゃあぅぅぅっ、んっはぁぁぁぁっ、くふぅぅぅぅぅっ、はっあぁぁぁぁぁっ、ひぃあぁぁぁぁっ、ふっあぁぁぁぁぁぁんっ!!」
絶え間無く齎される甘く熱く激しい快感。桜の絶頂の間隔がどんどん短くなっていく。俗に言う「イキっ放し」の状態だ。それでも士郎の責めが緩みそうな気配はない。
今の士郎は尋常ではない。何せ、サーヴァントすら屈服させた状態である。人間の身である桜には、苛烈過ぎた。……桜、大ぴんち☆
「そこまでです、シロウ!!」
と、マスターである桜のピンチに、彼女を守ると誓ったライダーが颯爽と現れた。……が。
ズジュッジュップズヂュヂュジュププッズチュゥジュジュッ!
「ふっあぁぁぁぁっ、ひゃあぁうぅぅぅっ、んくぅあぁぁぁぁっ、ああっあぁぁぁぁっ、きゃうぅぅぅぅっ、くぅうぅぅぅぅんっ!!」
無視された。士郎はライダーの存在を感知せずに桜を貪る様に責め続け、その責めを受ける桜はそれどころではない。
「と、とにかく、シロウ、サクラを解放して下さい」
ライダーは、無視にもめげずに声をかけるが、目の前で繰り広げられる痴態は停滞する様子を見せない。
このままでは桜が危ない。そう判断したライダーは、士郎の欲望を自分に向ける事で、桜を助ける事を選択する。
「――シロウ、私を見て下さい」
魔眼殺しの眼鏡を外し、最高位である『宝石』の魔眼による『魅了』を、士郎にかける。だが、それでも士郎はライダーに見向きもしなかった。
「なっ!? そ、そんな!?」
『石化』を抑え、『魅了』のみに魔力を注いだにも関らず、士郎の欲望をライダーに向けられなかった。……どんだけ、強力な『魅了』をイヌ耳とイヌ尻尾に込めたんでしょう、メディアさん?
「……仕方ありません。私も、キャスターの作った魔具を纏う他ない様ですね」
他にも方法があるとは思うが、どうもライダー、色々中てられている模様。部屋に入ってきた時点で、紅潮していたのが、その事を裏付けていた。
紙袋から、『優しく』型のイヌ耳とイヌ尻尾を取り出し、装着するライダー。装着した瞬間、士郎に向け発動する『魅了』。加えて、魔眼による『魅了』も合わさり、ようやく士郎がライダーの方を向く。
ジュジュッポォォォッ!!!
「ひぃあぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!!!」
水音を響かせながら、桜の秘裂から勢い良く引き抜かれる士郎の怒張。白く濁った愛液が士郎の亀頭と繋がって糸を引いている。そして、その糸が切れるのと同時に、支えを失った桜の腰が布団の上に落ちる。
快感で蕩けた表情で恍惚としながら、甘い吐息も絶え絶えな桜。そんな桜を置いて、真性淫魔は次なる獲物に襲いかかる。
「シ、シロウ、んんっ、ちゅ、くぅんっ、んちゅ、んふぅっ」
ライダーを優しく抱き締めると、顎に指を添えて上を向かせ、キスをする。貪るような激しさのあるキスではなく、丹念な優しいキスだ。キスと一緒にしてくる愛撫も同様だ。
てっきり、桜のように激しく求められると思っていたライダーは、意表を突かれてしまう。ただ、優しいとは言え、その巧妙さは変わらず、ライダーの心と体も快感に染まっていく。
「くうぅぅぅんっ、シ、シロウ、そ、そんな、や、優しい、はぁうぅぅぅぅっ」
豊穣なる女神の肉体を潤ませるキスの雨。踊るように指先が甘やかな快感を刻み、蕩けるような痺れが全身に広がっていく。全身を確かめるように、味わい尽くすように巡る熱く濡れた舌。
ライダーは淫夢の時と、そして桜にしていたのとは違う士郎の「愛撫」に混乱し、その混乱の隙を抜って、優しい快感がライダーの肉体に深く沁み込んでいく。
「ふあっあぁぁぁぁっ、シ、シロウ、わ、私にではなく、サ、サクラに、優しく、してあげて、くだっ、あっあうぅぅぅぅんっ」
沁み入っていくる優しく甘い快感に、反応してしまう自分を抑え切れないライダー。
桜色に染まり、汗に濡れ光る肢体。重く張りを増し、熱く火照る乳房。空気の流れすら刺激としてしまう程に、堅く尖った乳首。
秘裂は淫靡な香りの蜜を滴らせながら、蕩けるように花開き、その花開いた淫華の上に実った小さな淫豆は、蜜に濡れ光る。
「ひぃうぅぅぅぅっ、シ、シロウ、や、優しく、しないで、はっあぁぁぁぁぁんっ」
優しい優しい愛撫にライダーは、どんどん昇らされていく。優しさ=愛情とは一概に言えないが、今の士郎の愛撫は、優しさ=愛情であった。
技巧だけではなく、心も伴った「愛撫」にライダーの心と体は甘く甘く蕩かされていく。優しいが容赦が無いと言う矛盾した士郎の愛撫に、ライダーの士郎を求める心が強くなっていく。
「はっあぁぁぁぁっ、シ、シロウ、も、もう、んくぅぅっ、き、きてぇ、くだ、さいっ、あうぅぅぅぅんっ」
そして、口にしてしまった、決定的な言葉。この言葉が、ライダーを踏み越えさせたのか、自分から、士郎を導き入れるように高く腰を掲げ、熱く潤み綻んだ秘裂を開く。
ちなみに、イヌ耳・イヌ尻尾の機能なのか、体勢は桜と同じ獣の交尾のそれと同じだ。そんなライダーの様は、淫靡にして艶美。並みの男ならこれだけで、昇天だろう。……士郎は並みじゃないから、問題ナッシングゥッ!!
ズチュゥゥゥゥゥゥッ!
「ふあっあぁぁぁぁぁぁぁっ」
挿入もゆっくりと優しいモノだった。が、その挿入が齎した快感は、優しさと反比例したような激しさでライダーの全身を奔り抜ける。
士郎の怒張の灼けるような熱さと膣内を充たす存在感に、ライダーの肢体が快感に震える。
ジュプゥゥッ、ズヂュゥゥッ、ジュポォォッ、ズヂュヂュッ
「あっあぁぁぁっ、はぁうぅぅんっ、シ、シロウ、くぅうぅぅぅっ、シ、シロウッ!」
激しさが無い分、巧みにライダーの快感を導き出す腰遣いで、ライダーの膣内を思うさま責める士郎。
また、腰の動きに併せ、舌で指で優しく愛撫を加える。うなじに舌を這わせ、耳を指先で弄り舌で穿り舐め甘噛みし、イヌ耳を指先で弄り舌で穿り舐め甘噛みする。乳房を揉み捏ね、乳首を弄り擦り摘まみ弾く。イヌ尻尾を握り揉み擦り舐め甘噛みする。秘裂を弄り擦り、淫核を弄り摘まみ擦り弾く。
ジュッジュッ、ズプゥゥゥッ、ジュップゥゥッ、ズヂュゥゥゥッ
「ひゃあぁぁぁぁんっ、シ、シロウ、シロウシロウシロウッ、あっあぁぁぁぁぁんっ!!」
士郎の齎す快感に呑み込まれたライダーは、甘い嬌声と共に、士郎の名を求めるように口にする。
と、そんなライダーの正面に近付く影があった。今、士郎の部屋に居る者の事を考えれば、答えはすぐに出る。……ライダーの正面にやってきたのは、動けるくらい回復した桜だった。
「ライダー? 士郎さんは、気持ち良い?」
「サ、サクラッ!? んんっ、シ、シロウ、す、少し、で良い、ですから、動か、ない、でぇっ、ひぃんっ」
「クスクス、ライダー、すごくエッチな表情してる」
「くぅあぁぁぁぁっ、サ、サクラ、見ない、で、くださっ、はぁうぅぅぅぅんっ」
「ライダー、可愛い♪ んんっ、ちゅぴ、んぅぅっ」
「んふぅ、ちゅちゅ、ふぅぅんっ、サ、サクラ?」
桜にキスをされて呆けるライダー。そんなライダーに艶然と微笑みながら、桜が口を開く。
「ライダー、わたしの士郎さんへの気持ち知ってたのに、士郎さんに手を出したんでしょ? 美綴先輩とアルトリアさんに聞いたんだから」
ビクリとするライダー。
「サ、サクラ、そ、それは、はぁあぁぁぁぁんっ、シ、シロウ、お、お願い、す、少しで、良いですから、ま、待ってぇ、くぅあぁぁぁぁっ」
弁解をしようにも、士郎に責められるせいで、上手く言葉を紡げない。
「フフッ、大丈夫よ、ライダー。わたしは気にしていないから。け・ど♪」
「サ、サクラ!?」
「士郎さんの独り占めは許さないんだから」
「ひぃぃぃぃぃんっ、あっあぁぁぁぁぁぁぁぁんんっ!!!」
桜はライダーのイヌ耳を強めに噛み、イヌ尻尾を強く握る。優しい快感の中で、突如与えられた鋭く強烈な刺激に、一気に絶頂に昇り詰めさせられてしまうライダー。
そして、絶頂に脱力したライダーに、すかさず、魔眼殺しの眼鏡を掛ける桜。これで、士郎に向けられた『魅了』が拮抗する。
「■■■■ーーーーーーーー!!!!」
士郎の目に映るのは、心と体が熱く甘く蕩けた二匹の牝イヌ。横に並んで高く掲げられた尻を交互に犯す。
ズジュゥゥッ! ジュプゥゥッ! ズヂュヂュッ! ジュジュップッ!
「くあっあぁぁぁぁっ、し、士郎さんっ、は、激しいっ、あっあぁぁぁぁんっ!」
「きゃうぅぅぅぅっ、シ、シロウ、や、優しい、そ、そんな、私、ではなく、サクラにぃ、んあぁぁぁぁっ!」
桜は激しく、ライダーは優しく犯す士郎。対極のような責めにも関らず、桜とライダーの昂奮は同じレベルだった。
結合部から聞こえる淫靡な水音と、甘く蕩けた桜とライダーの嬌声と、士郎の荒々しい呼吸音が士郎の部屋を充たす。
ズポォォォッ! ジュブブブッ! ズチュウゥゥッ! ジュプゥゥゥッ!
「はっあぁぁぁぁんっ、きゃうぅぅぅぅんっ、こ、これ、ヘンッ、ひぃあぁぁぁぁぁっ!!」
「あぅあぁぁぁぁっ、ふぅあぁぁぁぁぁっ、こ、こんな、オ、オカシク、うっあぁぁぁぁぁっ!!!」
交互に犯される内、桜とライダー嬌声が更に艶を増す。なぜなら、二人が感じている快感が爆発的に跳ね上がったのだ。
その原因は、快感で二人の心が無防備となるくらい剥き出しになった事で、繋がっているラインを通じて、双方の快感が相手に流れ込んだのだ。
自分の快感と相手の快感が共鳴して爆発的に高まり、それが更なる快感を齎す。際限なく高まっていく様な怒涛の快感。
ズヂュプゥゥゥゥッ!! ジュポポポポポッ!! ズジュポォォォォォッ!! ジュズッウゥゥゥゥッ!!
「「ひぃあぁぁぁぁぁんっ、きゃあぁぁぁぁぁぁっ、くぅはぁぁぁぁぁぁんっ、あっあぁぁぁぁぁんっ!!!」」
激しく責められているのは、サクラなのか、私なのか。
優しく責められているのは、ライダーなのか、わたしなのか。
蕩けるような淫靡な表情で恍惚としているのは、サクラなのか、ライダーなのか。
もう、判らない。蕩け合う。甘く熱く激しく優しく。そして、
ドピュドピュドピュドピュ!!!
「「はっあぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!!!!」」
士郎の「虚・螺旋剣」並みの勢いで放たれた精子が、二人の肢体に降り注いだのと同時に、二人は今までで一番高い絶頂を極める。そして、布団の上に同じように崩れ落ちて、忘我する桜とライダー。
桜とライダーは、かなり限界に近づいている。が、
「■■■■ーーーーーーーー!!!!」
真性淫魔の限界は、未だ見えない。
「「ひゃあぁうぅぅぅぅぅぅんっ!!!」」
夜はまだ明けそうにない。……合掌。
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