Blade worker 21 「綾と織られしその想い」 <樹影さん>



「……疲れた」

士郎は、自室で座り込んで、溜息と共に疲れを口にする。何だかんだで、一番気疲れしたサーヴァント戦だったりする。

「ん?」

襖の向こうに人の気配。

「誰だ?」

「あたしだけど、いいかい?」

「美綴? ……いいけど」

士郎の答えを受けて、部屋に入ってくる綾子。猫の顔がプリントされたオレンジのパジャマを着た彼女は、風呂上りなのだろう。髪は水気で潤い、パジャマから覗く肌は火照って艶やかだ。

「風呂上がったの、教えに来てくれたのか」

「………」

「美綴?」

「……衛宮、あんたに訊きたい事がある」

そう言って、綾子は士郎の前に背筋を伸ばし正座する。士郎を真っ直ぐ見据えて。

「訊きたい事って何だ、美綴?」

士郎も綾子の目を真っ直ぐに見つめ返して、問う。

「衛宮はさ、あたしの事、どう思ってる?」

流石の士郎も、綾子の言葉の意味する所を誤りはしない。……四人連続じゃなければ危なかっただろうが。

「あたしは、あんたの事が好きだ。もう、どうしようもないくらい惚れてる」

「美綴……」

「本当はさ、潔く諦めるつもりだったんだ、あたし」

美綴綾子のイメージ。「美男美女は武道を嗜むべし」と言う信条に則り、多くの武道を修める女丈夫。
武道により培われた凛とした立ち振る舞い、竹を割ったような颯爽とした性格から、「凛々しい」と言う言葉が彼女には、良く似合う。
彼女自身そんな自分を気に入っていたし、変えるつもりは毛頭無かった。

「でも、だめだった」

仮に彼女が恋に破れるなら、未練を引き摺るよりも、スッパリ断ち切るだろうと、彼女を知る者は思うだろう。彼女自身も、そう思っていた。
だが、士郎には彼女の知らない相手がいて、更に、楓・鐘・由紀香を受け容れていく。そんな状況に彼女の心は千々に乱れていく。
その心の乱れが、精神的にも物理的の楓達との距離を開かせ、ライダーに攫われる原因にもなった。

「驚きだよ。自分じゃ結構、あっさり諦められると思ったんだけどね」

そんな心の乱れを鎮める方法は、自分の心をきちんと見つめ直す事だけだった。
そうして出た答えは、美綴綾子は衛宮士郎がどうしようもなく好きだと言う事だった。
答えに気付けば、気にするのが馬鹿らしくなった。諦められないのなら、自分の想いを貫くだけ。誰に何と言われようが思われようが、ただ自分の想いだけを素直に。

「なあ、衛宮は、士郎は、あたしの事、どう思ってる? ……答えて」

士郎の目を真っ直ぐ見据え、再度、答えを求める綾子。膝の上で握られた彼女の拳は、僅かに震えている。

「……好きだ。でもさ」

「その先は要らない。あたしが聞きたかったのは、その言葉だけ。あたしにとって大事なのは、あたしが士郎を好きで、士郎があたしを好きでいてくれる事だ」

「……美綴」

「とは言っても、腹立たしい事には、変わりないんだよね。まあ、それでも良いって思えちゃうのが惚れた弱味ってやつかね。あと、士郎。好き合ってる相手には、それ相応の呼び方があるんじゃない?」

「分かったよ。……綾子、好きだぞ」

「あたしも、士郎が好きだよ」


そう言って、士郎は綾子を抱き締めて、キスをした。


キスの後、体を離し、士郎は新品の布団を敷いて、その上に、綾子を横たわらせる。

「あ、改めて、布団敷かれると、その、物凄く、恥ずかしいよ」

顔を羞恥から赤くして、士郎を見上げながら口にする綾子。まあ、ナニする為に布団敷いたようなものだからねぇ。

「……綾子」

「士郎!? んんっ……ちゅっ……んぅ」

士郎はそんな綾子に体重を掛けない様に覆い被さり、優しく唇を奪う。
そして、キスをしながら、士郎の手がパジャマ越しに綾子の脇腹を撫でた瞬間、

「んぁっ、や、やだっ!!」
ビシュ!!
「〜〜ッ!!」

綾子の肘が士郎の水月に直撃した。

「ご、ごめん、士郎! だ、大丈夫?」

「……む、な、何とか」

気を取り直して、今度はキスの後、そのまま首筋に舌をを這わせる。

「ひぁっ、だ、だめっ!!」
ビュッ!!
「グフォッ!!」

今度は掌底が肝臓リバーに極まる。それでも、綾子の上に崩れ落ちないのは流石と言うべきか。

「ああっ!? ほ、ほんと、ごめん。その、な、何か、勝手に体が、動いて……」

「………」

「し、士郎?」

士郎は考えた。先程の綾子の攻撃は、羞恥に対する反射で、意が篭っていないので感知し難い。その割に無視できない鋭さが有る。流石、武道家なり。
結論。……封じよう。

「し、士郎!? ちょっ、な、何するって、止め」

結論を出してからの士郎の動きは、正に疾風迅雷。困惑して碌な抵抗が出来ない綾子を余所に、自身の着流しの帯を外し、後ろ手に綾子を縛る。特に結び目を強化までして。

「あっ、こら、士郎、これ、解いてって、うそ!? 待った待った!?」

手は縛られ、脚は士郎が体を脚の間に入れる事で、綾子の動きは殆ど封じられた形となった。
哀れ、獲物アヤコは、ケダモノシロウに思う様、喰べられる事と相成りました。

「ちゅっ……ぅんっ……ふぅぁ」

最初に感じたのは、重なった唇の感触。そして、熱く濡れた舌。繊細でありながら大胆な動きで、綾子の唇を割り開き、口腔内に侵攻してくる。

「んっ……ちゅぁ……ぴちゅ……んむぅ」

口腔内に侵入を果たした士郎の舌は、綾子の口腔内を思うさま蹂躙する。
歯の一本一本を丁寧に舐め、綾子の舌を絡め取り、じっくりと舐め回す。綾子の唾液を舐め取り吸い上げると、お返しとばかりに己の唾液を流し込む。

「ふむっ……んんっ……ちゅぷ……はぁっ」

綾子の口腔内を味わい尽くすかのように、士郎の舌が蠢く。綾子も力無く応えようとするが、士郎の舌戯に翻弄され、士郎のされるがままになってしまう。

「んちゅっ……ふぅぁっ、ハァ、ハァ、ハァ」

唾液の橋を唇の間に掛けながら、長いキスが終わりを告げる。
綾子の目は熱く潤み、その吐息は甘く濡れ、士郎とのキスが綾子にどのような感覚をもたらしたか、一目瞭然だった。

「ハァ、士郎、士郎」

昂ぶった気持ちから、綾子は士郎に抱きつこうとするが、後ろ手に縛られ、それも叶わない。その事が縛られたと言う事実を、綾子に強く意識させる。

「し、士郎、もう、これ、解い、ひゃあぅ」

綾子のお願いより先に士郎の愛撫が始まる。パジャマの上からの優しいゆっくりとした愛撫。
パジャマ越しの愛撫は、裏地の摩擦も相まって、徐々に綾子の性感を高めていく。

「はぁぅ、この、スケベ、そんな、ゆっくり、ふあっ、するなっ、んんっ」

士郎の愛撫を受けた場所は火照って熱くなり、しっとりと汗に濡れる。
士郎の愛撫は更に熱を増し、手だけでなく舌も使い始める。まるで、綾子の肉体を隅々まで味わい尽くさんとするかのような熱の入りようだ。

「ひぅっ、し、士郎、耳、舐めるなっ、んあっ、胸、撫でるなっ、うんっ、わき腹、つぅーってするなっ、あぅっ」

耳を舐められ、パジャマ越しに胸を撫でられ、お腹全体に指を這わせられる。その度に甘い刺激が奔り抜け、肉体が熱く火照っていく。
甘い刺激が肉体を奔る度、腕を動かそうとしてしまい、縛られた腕を強く意識してしまう。縛られて、抵抗も出来なければ、求めて抱きつく事も出来ない。そんなもどかしさが、綾子の性感を無意識の内に高めてしまう。

「綾子、気持ち良いのか?」

「ふぅぁっ、ば、馬鹿、へ、ヘンな事、い、言うなっ、んんぅ」

「……でも、勃ってるぞ?」

「はぁっ、えっ? ああっ」

縛られた後ろ手のせいで、奇しくも突き出すような形になった胸の中心、パジャマの生地をつんと押し上げている部分がある。

「〜〜〜〜ッ!!」

羞恥から全身を赤く染め上げてしまう綾子。

「綾子、可愛いぞ」

「……士郎の、馬鹿っ、助平っ、獣っ」

士郎は、綾子の恥ずかしがる様を眺めながら、パジャマの前を開いていく。流れるような手際に、綾子は肌が露になってようやく気付く。
露になる綾子の上半身。強やかさと柔らかさが同居した肉体に、士郎の手と舌が縦横無尽に這い回る。

「うあっ、士郎の、馬鹿っ、馬鹿っ、はぁうっ」

士郎の愛撫を受ける度、甘い痺れが綾子を襲う。士郎の舌が、指が、肌理の細かい肌の上を滑る毎に、肉体が熱さが増していく。

「ひぁっ、し、士郎、体が、何か熱くてっ、し、痺れるっ、ふぅあぁぁっ」

綾子の昂ぶりを感じ取った士郎は、乳房への責めを開始する。
鍛えているせいか、仰向けであっても、型崩れしていない乳房を両手の指全てで、形を確かめるように丁寧に、撫で擦る。

「あんっ、だ、だめっ、胸、そ、そんなっ、ひぃあっ」

柔らかく豊かな乳房を揉みしだく。優しくありながら激しく。士郎の手に弄られ、淫靡に形を変えていく乳房。
その様子から目が離せない綾子。資格と触覚の両方から責め立てられ、更に熱く昂ぶるのを自覚する。

「ふぁぁっ、し、士郎、む、胸、そんなに、いっぱいっ、ひぅっ、す、するなっ、はっあぁぁぁっ」

たっぷり揉まれたせいか、張りを増し汗に濡れた綾子の乳房を、士郎の熱い舌が這い回る。唾液と汗で淫らに乳房が濡れ光る。

「はぁぁぁんっ、む、胸、舐めちゃ、やっ、くぅぅぅんっっ」

そして、指は昂ぶりに反応して、硬くしこり勃った乳首を責める。
士郎の指が綾子の乳首を摘まむ。キュッ、キュッと摘ままれる度、甘い刺激にゾクゾクする。
乳首を、指で挟んで扱かれる。指の摩擦が、強い快感を生み出し、乳首が痺れる。
乳首を、指先で乳房に埋めるように押し潰される。押し潰されるた毎に、火照りが乳房を満たす。
乳首を指先で弾かれる。電撃を思わせる快感が、乳首から全身へと奔る。

「ああっ、そ、そこ、だめっ、ひあぁっ、し、士郎、もっと、ゆっくりっ、や、やだぁっ、はぁんっ、んあぁぁぁぁっ」

指の愛撫を受け、更に堅くしこり震える乳首を、今度は舌が襲う。

士郎の舌が綾子の乳首を舐め回す。熱く濡れた感触が這い回る度、屹立した乳首が快感に震える。
舌先が硬くなった乳首を突付く。クニクニと乳首が弄られると、唇から熱く濡れた吐息が漏れ出てしまう。
乳首を甘噛みする。甘く鋭い刺激が奔り、綾子を灼ける様な悦楽が責め苛む。
音を立てて吸う。鮮烈な快感が、綾子の肉体を駆け巡る。

「うあぁぁぁぁっ、お、音っ、止めっ、くぅあぁぁっ、し、士郎っ、そ、そんなっ、強く、し、しないでっ、ひゃあぁぁぁっ」

綾子の甘い喘ぎ声に応えるかのように、執拗に綾子の乳房を責める士郎。乳房も乳首も、汗と士郎の唾液で濡れ光る様は、この上も無く淫靡だ。
そんな綾子の痴態に、士郎のモノは猛っていた。

「ハァ、ハァ、し、士郎の、だって、勃ってる、じゃない、かっ、ハァ、ハァ」

「綾子が、可愛いからな」

「……ばっ、ばかぁっ」

密着しているため、士郎の猛りを意識してしまう綾子。士郎の昂ぶりを感じた事が、更に綾子を昂ぶらせる。

「んんっ……ちゅぷ……んあっ……むちゅぅ」

お互いの昂ぶりを確かめ合うかのようなキス。舌が絡み合い、競い合うように唾液を交換する。

「ちゅあっ、ハァ、ハァ、し、士郎、そ、そろそろ、こ、これ、ほ、解いてよ」

キスを終えた後、何とか体を浮かせ、縛られた腕を示す綾子。その綾子に対し、迷いを見せる士郎。

「も、もっと、し、士郎に、ふ、触れたい、から、さ、ほ、解いて」

迷う士郎に、照れから顔を赤くして、それでも、精一杯顔を逸らさないようにしながらお願いする綾子。しかし、士郎は既に、ケダモノだったのですっ!!

「ダメ」

「……へっ? な、何で、って、きゃあぁぁぁぁぁぁっ」

その動き、正に電光石火。士郎は体を一瞬外し、綾子のパジャマのズボンとショーツを一気に剥ぎ取ると、開脚させながら下半身を持ち上げ、俗に言う「まんぐり返し」の体勢に持っていく。……そりゃ、悲鳴もあげるよ。

「ここっ、このっ、ば、馬鹿っ、や、止め、も、元に、も、も、戻せっ」

綾子の目には、一糸纏わぬ下半身が高く掲げられた様が映っている。しかも、開脚させられて、一番恥ずかしい場所まで晒されている。

「し、士郎の、馬鹿っ、阿呆っ、助平っ、変態っ!! み、見るな見るな見るなっ!!」

力の入らない体に必死に力を込め、何とか脚をばたつかせ、抵抗を示す綾子。だが、士郎は非情だった(笑)。

「濡れてる」

「〜〜〜〜〜〜ッ!!! そ、そんな事、一々、言うなっ、こ、この、馬鹿っ!!!」

士郎の愛撫を受けた綾子の肉体は昂ぶり、秘裂は綻んで蜜が溢れる程、潤んでいた。
恥ずかしさから、顔から火を噴きそうなくらい真っ赤になり、涙を滲ませながら、士郎を睨む綾子。
……綾子は知らない。そんな綾子の態度が士郎を更に狂わせる事を。

「ひぅぅっ、そ、そんなっ、し、士郎っ、みっ、見ないでっ、あぁぁっ」

士郎は指で綾子の秘裂を割り開き、奥まで見通そうと言わんばかりにじっくりと凝視する。
士郎の視線に反応するかのように、ヒクヒクと震え、開いた膣口からトロリと愛液が零れる。
士郎に視られて、愛液が零れた様が綾子の目に映る。激しい羞恥と共に、甘い痺れが背筋を駆ける。

「はぁぁんっ、そ、そこっ、そ、そんなにっ、い、弄っちゃ、やぁっ、んんっ」

士郎は指をそれぞれ別の生物のように巧みに動かしながら、綾子の秘裂を責める。
充血した大陰唇、小陰唇を優しく激しく、零れた愛液で濡れた指先で弄り回す。奔る甘い刺激に、腰が悦びで震える。
開いた膣口に指先を少し沈め、愛液を掻き回す様に浅く出し入れする。指の存在を感じる毎に、下腹部の奥が淫らな熱で灼かれる。

「ふぅあぁぁぁぁっ、ダ、ダメダメダメッ、し、舌っ、ダメッ、ヘン、ヘンになるっ、しろうっ、しろうっ、うあぁぁぁぁっ」

指で割り開かれた秘裂を、熱く濡れた舌がねっとりと這う。粘膜同士の接触は、これまでにない快感を紡ぎ出す。
大陰唇、小陰唇を、舌が唾液を塗り込む様に舐め回す。舌が這う度、ゾクゾクと甘美な感覚が全身に広がる。
膣口に硬くした舌先が浅く挿し込まれ、穿られたり、舐め回され、愛液を愛液を音を立てて啜られる。鮮烈な快美感に全身が戦慄く。

「ひあっ、ひぃぃぃんっ、そ、そこっ、はっ、ダ、ダメダメダメッ、んんっ、んぁあっぁぁぁぁっ」

秘裂を舌が蹂躙している最中、今度は指が淫核を責め出す。指が包皮を剥き、秘裂から溢れる愛液を淫核に塗りつける様に弄る。
愛液塗れになって、ヌラヌラと濡れ光りながらフルフルと震え、既にこの上も無く硬く勃起している綾子の淫核。
その淫核を指で摘まみ、挟んで扱き、クニクニと押し潰すように捏ね回し、ピンッと指先で軽く弾く。
責められる度に、鋭く深い快感が全身を奔り抜け、甘く熱い嬌声が抑えきれない。

「あぁっ、ふぅあっ、くぅぅっ、しっ、しろうっ、しろうっ、ひゃあぁぁぁぁぁんっ」

そして、淫核への指戯による快感に翻弄される綾子を、今度は舌が責め立てる。
硬くした舌先で淫核を突付かれ、濡れた舌で執拗に嬲られて唾液塗れにされ、優しく甘噛みされ、唇で挟まれて吸い立てられる。
快感は、甘美な熱の奔流となって、背筋を突き抜け、脳髄を痺れさせる。

「うあぁぁぁっ、んあぁぁぁっ、だ、だめぇっ、だめぇっ、だめぇっ、し、しろうぅっ、そっ、そこぉっ、だ、だめぇぇぇぇっ」

性感の高まった綾子の目に映るのは、士郎に責められている己の痴態。
開脚させられ晒された秘裂を、舌と指で思うさま嬲られ、愛液をトロトロと溢れさせている。
更に、自分の甘く濡れた嬌声と、愛液が舌と指で掻き回される音が耳朶を打つ。

「あっあぁぁぁぁっ、も、もうっ、し、しろうぅっ、っんぅ、ひぃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

ビクンビクンと痙攣する綾子。様々な刺激の共鳴が性感を爆発させ、墜落するように綾子を頂点に押し上げる。
絶頂に弛緩する綾子の下腹部を下ろして布団に横たえさせてから、士郎は着流しを脱ぎ包帯を外す。そして、スキンを唸り声を上げそうな程猛っている己の分身に被せる。

「綾子」

「……んっ……ふぁ」

まだ絶頂の余韻から抜けきれないのか、綾子は潤んだ瞳で虚空を見つめていて、士郎の呼び掛けに反応を示さない。

「……はぁ…んんっ!? ちゅっ……ぅちゅ……ぴちゃ……んっふぅあぁっ」

という訳で、士郎は濃厚なキスで綾子の意識を呼び戻した。

「うぅ〜〜〜〜〜〜っ!!」

唸り声を上げ、三白眼でケダモノ士郎を睨む綾子。良い様にされて、御立腹の様子。
とは言え、手は縛られ、全身は快感に翻弄されまくったせいで力が碌に入らず動かせない。正にまな板の上の恋、もとい鯉!!

「綾子、その、いいか?」

「だめっ」

「「…………」」

気まずい沈黙。しばらくして、綾子が顔を背けて、恥ずかしそうに小声で言う。

「や、優しくしてくれるなら、い、いいよ」

はい、綾子さん、逆効果。

「もちろんだ、優しくする」

あと、何故かこう言う時だけ、異常に嘘を付くのが巧くなる士郎ケダモノ
綾子と軽いキスをして、士郎は動き出す。

「えっ、ちょっ、ちょっと、し、士郎!?」

綾子が慌てるのも当然。何せ先程、綾子を羞恥と快楽で散々に翻弄した体勢を、「優しくする」と宣った士郎が再びとらせたのだから。

「こらっ、こんな、は、恥ずかしい、格好、やだっ」

屈曲位と言う初めての相手には色んな意味でやり過ぎな体位に、脚をばたつかせ、抵抗の意思を示す綾子。

「……本当に、イヤか?」

「ずっ、ずるいぞっ、その訊き方っ! あたしは、し、士郎と結ばれるのがイヤなんじゃなくて、こ、こんな恥ずかしい格好がっ」

「……ごめん」

「ごっ、ごめんって、なっ、んぅ〜〜〜〜〜〜っっっ!!!」

綾子の秘裂の入り口に宛がわれた士郎の怒張が、重力の助けを借りて、一息で膣奥まで突き入れられる。
膣内の僅かな抵抗をあっさりと突き破り、士郎の凶悪な怒張が、綾子の誰も侵した事の無かった膣内を征服する。

「……ぁっ、……ぅぁっ、……んぁっ、」

怒張を一息に突き入れられた重く響く衝撃に、綾子は呼吸も儘ならない。
それでも、徐々に呼吸が落ち着き出すと、凶悪なまでの圧迫感と灼熱の存在感が意識の中心になる。

「うぁっ、はっ、入ってるっ、し、士郎の、おっきくて、アツいのがぁ、はっ、入ってるのがっ、み、見えてるぅ」

綾子の目に映るのは、士郎の凶悪極まりない怒張を呑み込んだ自身の秘裂。息を呑む程に淫靡な光景。
その光景に、再び火照り始める綾子の肉体。膣内の強張りが解れ、熱く潤み出す。

「動くぞ、綾子」

「ハァ、ハァ、ま、待って、まだ、キツいっ、んんっ、はっあぁぁぁっ」
グチュゥゥゥッ!

ゆっくりと膣襞を擦り上げながら、膣口ギリギリまで怒張が引きずり出される。

「はぁうぁぁぁぁっ、まっ、またっ、はっ、入ってっ、入ってくるぅっ、んあぁぁぁぁぁぁっ」
ズチュゥゥゥッ!

そして、今度は同じくらいゆっくりと、愛液が溢れた膣内を怒張が押し開き、膣奥を叩く。
ゆっくりとした深く長いストロークで、士郎の怒張は綾子の膣内を行き来する。その度に甘い痺れが全身を奔り抜ける。

「ひぃあぁぁぁっ、しっ、しろうぅっ、のっ、ばっ、ばかぁっ、ふぅあぁぁぁっ」
ズチュゥゥゥッ、グチュゥゥゥッ、ズチュチュゥッ、グチュグチャァァッ!!

綾子の膣内が溢れる愛液で潤み、熱く蕩けだすと、士郎を腰の動きに変化を加え出す。
掻き回す様に回転させながら突き込んだり、綾子の反応が激しい箇所を重点的に擦り上げたりする。

「あぅぅぅっ、しっ、しろうっ、しろうっ、ダッ、ダメッダメッダメッ、ひぅぅぅっ」
ズチュゥゥッ、グチュゥゥッ、ズチュゥゥッ、グチュゥゥッ!!

綾子の反応が快感一色になり、膣内の感触が淫らに蕩けると、士郎の腰の動きが一気に加速する。
士郎の腰と開脚させられた綾子の腰がぶつかる音と、結合部から怒張と膣肉が絡み合う淫猥な音が響き合う。

ズチュチュゥッグチュチュゥッズチュチュッグチュチュッ!!
パンッ、パンッ、パンッ、パンッ!!
「やっぁぁぁっ、おっ、おとぉっ、やっ、やだぁっ、はっ、はずかしぃっ、ひゃあぁぁぁぁぁっ」

激しい抽送により膣内から掻き出された愛液は、飛沫となって綾子の顔や乳房に飛び散り、また、結合部から垂れ落ち、臍の辺りまで濡らす。

「ふあっあぁっあぁぁっ、おっ、おくっ、おくまでぇっ、きっ、きてるぅぅっ、あぅあぁぁっあぁぁぁっ」

士郎は上から打ち下ろすように、綾子の膣内を容赦なく穿り、ズンズンと綾子の膣奥に押し込み、更に芯を抉り込む様に掻き回す。
秘裂を貫く熱く激しい衝撃が、甘美な痺れとなって綾子の全身を奔り支配していく。

「はっあぁぁぁんっ、うぁあぁぁぁんっ、だめだめだめだめぇっ、くぅあぁぁぁぁんっ」
ズチュチュッグチュチュッズチュチュッグチュチュッ!!

士郎の激しい抽送に、綾子の膣内は甘い悦びに柔らかく蕩け、うねるように怒張に絡み付き擦り上げる。
士郎の怒張も、綾子の膣肉も、ジンジンと強烈な快感に痺れ、絶頂が近い事を示していた。

「ひゃあぁぁぁぁんんっ、しろうっ、しろうっ、あっあぁぁぁうぅぅぅぅんんっ」
ズチュッグチュッズチュッグチュッズチュッグチュッ!!

士郎の腰の動きが一段と激しくなり、綾子の肉体が快美感に灼かれ、ヒクヒクと痙攣し始める。
下腹部を貫く灼熱の存在感と、綾子の目に映る淫らな抽送の光景が重なり合い、脳髄を甘い悦びで痺れさせる。

「くぅあぁぁぁっ、しっ、しろうぅっ、あっ、あたしぃ、あたしぃっ、ふぅあぁぁぁぁっんんっ」
ズチュグチュズチュグチュズチュグチュズチュグチュ!!!

士郎は腰を勢い良く上下に運動させ、怒張で綾子の膣肉の最奥を叩き、掻き回し、引き摺り出す。
今まで昂ぶらされてきた性感が、一気に弾ける程の強烈な快楽を生む。

「あっあぁぁぁぁんんっ、もうっ、もうっ、だっ、だめぇぇぇぇぇっ、ひぃあぁぁあぁぁぁぁっ!!」
ズチュグチュズチュグチュズチュグチュズチュグチュ!!!

士郎は、亀頭にグリッと肉の感触がぶつかる膣の最奥まで、怒張を勢い良く挿し込む。
その衝撃が、激烈な快感の奔流となって、お互いの性感の頂点を極めさせる。

「ふぅあぁぁああぁぁぁぁっ、とっ、とぶぅっ、あっ、あたしぃっ、とっ、とんじゃぁうぅぅっっ!!!」

絶頂による強烈な締め付けが、士郎の我慢を決壊させ、怒張を脈打たせながら射精する。

ドクンドクンドクンドクン!!
「んんっあぁぁぁ、な、なかでぇ、び、びくんびくんってぇ、なってぇ、あっ、ふぅあぁぁぁぁっ」

絶頂して脱力した綾子の膣から、士郎の怒張が引き抜かれる。そして、高く掲げられた下半身が下ろされ、更に手を縛っていた帯を解く。

ドン!
「む」

帯を解いた瞬間、恍惚としていた綾子の目に光が戻り、士郎を押し倒し、その上に乗っかる。

「やられっ放しは、あたしの性に合わない! 今度は士郎を、ヒィヒィ言わせてやるぅ!」

そして、第2Rに突入。……まあ、気概だけで、百戦錬磨のケダモノ士郎の打倒は出来ません。結局、美味しく頂かれた綾子さんでしたとさ。


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