Blade worker 17 「Dog Fight!と鋼の紳士」 <Edgeさん>



部屋に戻ると、人一人分盛り上がった布団が一つ。……結界、張るべきか?

「………」

無言で布団の傍らまで歩いて、そこに腰を下ろす。その気配にビクッと布団が反応する。

「………」

沈黙。士郎も、布団も動かない。そんな状況が1分程続いた頃、布団から顔が覗く。が、士郎と目が合うと、すぐに引っ込んだ。

「……三枝。布団、取るぞ?」

「だ、だめ」

「全部、取るわけじゃない。顔を合わせなきゃ、話、出来ないだろ?」

「あ、あの、ちゃ、ちゃんと、顔出すから、少し待って、衛宮君。お願い」

「分かった、三枝」

モゾモゾと布団が動き、三枝が布団から顔だけを出す。出て来た三枝の顔は真っ赤だった。

「……鐘が話してくれた」

三枝の顔が更に赤くなった気がする。今にも湯気が出そうなくらいだ。

「三枝がここに居るって事は、つまり―」

「……そ、その、わ、わたしも、衛宮君が好きなの」

声は小さいが、はっきりと言葉は紡がれた。
三枝は、顔を真っ赤にしながらも、俺を真っ直ぐに見つめている。
そんな三枝から目を逸らす訳にはいかない。勿論、答えない訳にもいかない。

「ありがとう、三枝。本当に嬉しい」

三枝の柔らかな髪を梳きながら答える。

「でも、俺で良いのか?」

卑怯な問い掛けだとは思う。それでも聞かずにはいられない。

「……わたしね、衛宮君の役に立ちたいなって思うの」

「三枝?」

「でも、わたし、蒔ちゃんや鐘ちゃん、美綴さんみたいに運動できないし、桜ちゃんや遠坂さんみたいに魔法も使えない。アルトリアさんみたいな凄い力も無い」

「………」

「だから、せめて衛宮君が元気でいられるように、お料理やお洗濯やお掃除を頑張ろうって思うの」

「……三枝」

「ごめんなさい。ちゃんとした答えになってないね」

「いや、謝る事なんか無い。俺がつまらない事を聞いたのが悪かったんだから」

そうだ。今、三枝がここに居る事自体が、既に答えなんだ。今更、訊く事じゃない。
今、俺がしなければいけない事は、自分の気持ちを伝える事なんだ。鐘が言っていた通り、偽る事無く。

「三枝、聞いてくれ。俺は三枝を、由紀香を愛してる。由紀香が嫌と言わない、いや、言っても、離さないぞ?」

「うん。わたしも、衛宮君を、し、士郎君を、あ、愛しています。だから、離さないでね」

布団ごと由紀香を抱き締め、キスをする。すると、由紀香の緊張が唇を通して伝わってくる。
今、ようやく思い至ったんだが、告白を受けてすぐ体を重ねるのは、もの凄く性急じゃないだろうか?
ここで、タラシ・ケダモノと言った汚名を返上すべきじゃなかろうか。……楓や鐘との事を考えれば、無理のような気もするが。
そう、俺も由紀香も若いんだ。時間はたくさんあるんだから、今、一足飛びに体を重ねる事なんて無い!

「由紀香、それじゃあ―」

抱擁を解き、由紀香に一緒の布団で眠ろうかと言葉を続けようとした所で、由紀香が体を包んでいた布団を取る。
露になる一糸纏わぬ由紀香の裸身。両腕で胸を、横座りで大事な場所を隠して、羞恥に顔を赤くしている由紀香。
なるほど。だから、布団から顔しか出さなかったんだなぁ。納得納得。って、納得してる場合か!?

「な、何で―」

裸なんだと続けようとすると、由紀香は見てるこっちが居た堪れないくらい恥ずかしそうに慌てて答える。

「そ、その、ま、蒔ちゃんが、し、士郎君は、ムッツリだから、こうした方が良いって言って……」

「……由紀香を裸にしていった訳なのか」

「……う、うん」

俺の視線を感じたのか、羞恥のあまり、眼を潤ませながら答える由紀香。しかも、身長差から自然と上目遣いになっている。

――拝啓、切嗣オヤジ殿
養子である俺だけど、先生に、青ねえに、爺さんに、オヤジにそっくりだと言われました。
嬉しかったです。幹也さんが調べたオヤジの女性遍歴を知るまでは。
否定しました。オヤジとそっくりと言われる事を。俺はそんな奴じゃないと。
でも、今、その根拠を自分の中に見出せません。どうすれば良いのでしょうか?
教えてくれ、オヤジィィィィィィ!!!

「し、士郎君」

「な、何、かな、由紀香?」

落ち着け、俺。とにかく、落ち着け。

「そ、その、ま、蒔ちゃんや、か、鐘ちゃんと、お、同じ事、わ、わたしにも、し、して」

オーケイ、俺。落ち着いて〜、落ち着いて。そうだ、深呼吸しよう。スゥ〜〜〜、ハァ〜〜〜、スゥ〜〜〜、ハァ〜〜〜。
良し!! 俺は、衛宮士郎は力の限り、由紀香を愛しちゃいたいと思いまっす!! (既に理性は無いようだ)

「由紀香……」

「し、士郎君、んんっ……」

由紀香にキスをしながら、布団へ一緒に倒れ込んだ。


由紀香を布団に横たえ、覆い被さるような体勢で、唇を重ねる。
緊張のためか、由紀香の唇は堅く閉ざされており、侵入は難しそうだ。なので、先ずは、由紀香の緊張を解く事にする。

「し、士郎君、んっ、ふぅあ、く、くすぐったい、よ……」

由紀香の唇に頬に額に瞼に顎に首筋に耳に鼻に髪に、軽いキスの雨を降らせていく。キスで由紀香の顔の形を確かめるように。
キスをしながら、手は肩から優しく撫でながら、脇腹を通りお腹へとやる。掌に掛ける力はあくまでも優しく、それぞれの指の力加減を調節し、由紀香の反応を見ながら愛撫していく。

「……あっ、……うぅ、……んっ、だ、だめ、く、くすぐったい、ひゃあぅっ!?」

由紀香の柔らかく手触りの滑らかなお腹を撫でながら、臍を弄る。
臍の周りを指先で円を描くようにしてなぞり、痛くない様に細心の注意を払いながら、指を挿し込む。
挿し込んだ指で優しくほじるように臍を刺激する。あくまでも優しく。

「し、士郎君、うんっ、は、恥ずかしい、あっ、だ、だめだよ、そ、そんな、ふぅあっ」

緊張を力を強制的に抜かせる事で解きほぐしていく。そして、僅かに開いた唇の隙間から俺の舌を由紀香の口腔内に侵入させていく。
俺の舌の侵入に、目を見開かせて驚く由紀香。そんな由紀香を余所に俺の舌が、由紀香の口腔内を愛撫する。
歯茎をなぞるように舐め、舌を絡め取る。唾液をたっぷり乗せた熱く濡れた舌が由紀香の口腔内を縦横無尽に陵辱する。

「……んんっ、……ちゅっ、……ぅうんっ、……んっちゅ、……ふぅぅっ」

絡め取られた舌を舐め回され、唾液を流し込まれ、舌を吸われ、唾液を舐め取られる。
最初は息苦しさと熱さとウネウネとした感触しか感じなかったが、徐々に痺れるような甘い感覚が口腔内に生まれ始めた。
その甘い感覚が確実に由紀香の体の強張りを解していく。

「……ちゅっ、……んっあ、し、しろう、くん、はぁぁぁ」

唾液の橋を掛けながら離れる士郎と由紀香の唇。羞恥とは違う意味で紅潮し、トロンとした表情の由紀香。大分、緊張は解れた様だ。
そして、士郎は未だ胸を隠している由紀香の腕に手をかける。それに気付いた由紀香の腕に少し力が入るのが解る。
俺は由紀香の目を真っ直ぐ見ながら、ゆっくりと優しく由紀香の腕を動かす。由紀香は抵抗しない。露になっていく、由紀香の乳房。

「……綺麗だ」

「は、恥ずかしいよ……、あ、あんまり、見ないで」

退けた手で顔を隠す由紀香。隠れていない部分は羞恥で真っ赤だ。
柔らかな曲線を描いた乳房を、優しく包むように愛撫する。掌は優しく撫で、指先は各々に妖しく這わせながら。
くすぐったさと、胸を見られ触られていると言う羞恥。だが、士郎の愛撫は巧みに由紀香の性感を発見していき、甘い感覚が少しずつ強くなっていく。

「……ひゃっ、は、はずかし、ふぅあっ、はずかしい、よ、ああっ」

強くなっていく甘い感覚は、漏れ出る声も甘いものに変えていく。
声音が変わったのを見計らって、士郎は愛撫を優しさはそのままに大胆なものにする。

「はぁっ、くぅあっ、だ、だめ、し、しろう、くん、んっ、ひゃぁっ、だ、だめぇぇ」

掌は円を描くように乳房を捏ね回す。柔らかな乳房を優しく揉む。それぞれの指先が緩急を付けながら、柔肉に沈むように押し付けられる。
士郎の手でいやらしく形を変える由紀香の乳房。士郎の手で弄られる毎に、乳房が自分の物でなくなっていく様な錯覚を覚える由紀香。
士郎に触られた部分は甘い痺れを生み出し、乳房がどんどん熱を持っていく。乳房の外側と内側からその熱で灼かれ、由紀香は耐え切れず、唇から甘い声が漏れる。

「ひゃうっ、だ、だめ、む、むね、んんっあっ、そ、そんなに、ふっあっ、し、しないでぇ、くぅぅんっ」

由紀香の懇願を聞かず、由紀香の乳房へ愛撫を続ける士郎。
ムニムニと言う擬音が聞こえそうなくらい大胆に揉み込み、捏ね回す。刺激で張りを増した乳房は紅潮し、汗に濡れ光っている。その様は淫靡だ。
その様子に由紀香は恥ずかしそうに顔を隠す。そんな由紀香を悪戯っ子の表情で見やった士郎は、由紀香の勃ち上がりかけた乳首を口に含む。

「ふゃぁぁぁぁっ、だ、だめ、そ、そこ、だめぇぇぇぇぇぇっ!」

口に含んだ乳首を舌で舐め上げる。甘い刺激に乳首はたちまち反応し、堅く勃ち上がる。
勃起した乳首を、ねっとり唾液を塗す様に舐め上げ、硬くした舌先で突付き、押し潰すように刺激する。

「あっ、はぁっ、だ、だめ、ふぅあっ、だめ、だめ、だめだめだめだめぇぇぇぇ」

由紀香が士郎の頭を胸から押し退けようとするが、元々力が弱い上に、甘い痺れが乳房から全身を駆け巡っているせいで力が入らず、士郎は乳首を捉えたまま微動だにしない。
乳首を口撃している間も、反対の乳房を思いっきり愛撫し、空いた手はきつく閉じられた太股に乳房と同じような濃厚な愛撫を施す。

「はっんんぅ、そ、そこ、そんな、い、いっぱい、しちゃ、だめ、あっ、あぁぁぁぁぁぁ」

乳首を吸う。軽く歯を当て甘噛みする。強烈な刺激に乳首が震えながら堅くしこる。
唾液でヌラヌラと濡れ光る乳首から口を離し、逆の乳首も同じように責める。
一方、解放された乳首を今度は指が責める。唾液を潤滑剤にして、士郎の指が乳首を挟み、扱く。
指先で乳首が押すように潰され、弾かれる。この上もなく敏感になった乳首を奔る強烈な刺激。

「んっあぁぁぁぁぁぁ、だめだめだめぇぇぇぇぇぇぇ!」

両方の乳房から鋭い快感を送り込まれ、甘い嬌声を上げてしまう由紀香。
士郎は嬌声を聞きながら、由紀香の乳房を舌と指で責めぬく。由紀香の性感は掘り起こされ、乳房は愛撫が生み出す熱に灼かれ、快感の電流に甘く痺れる。

「だ、だめ、も、もっと、や、やさしくぅんっ、きゃふぅっ」

愛撫自体は優しいと言えるが送り込まれる快感は、些か、いやかなり暴力的。
快感に翻弄された由紀香の眼は潤み、表情はトロンと蕩け、恍惚としたものになっている。体の緊張は完全に解れている。
乳房への愛撫を続けながら、太股を愛撫していた手を、内腿に這わせ始める。

「あ、ああっ、そ、そこは、ふぅあっ、だ、だめぇ、はっあぁん、ま、まって、し、しろう、くぅんっ、ひゃっんんっ」

内腿を這う手は少しずつ上へ動いていく。由紀香は太股を閉じて、その動きを止めようとするが、力が入らないため、士郎の手の動きは止まらず、遂に由紀香の秘所に到達する。

「だ、だめ、だめ、なの、そこは、だめぇ、ひぃやぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

掌で秘所全体を揉み込むように刺激され、じわじわと熱が高まっていく。
指はそれぞれに動きながら、秘所の入り口をなぞり、擦っていく度、微弱な快感の電流が奔る。

「ふぅあっ、んんっ、うっあぁ、んくぅ」

入り口をゆっくりと左右に割り開くと、膣口からトロリと愛液が流れ落ちてくる。
その愛液を指に絡め、秘所に塗り込めるように愛撫していく。その愛撫で更に愛液が流れ出てきて、その愛液をどんどん塗り込んでいく。
愛液に濡れ光り綻んだ秘所を、士郎の指が責める。乳房と同じかそれ以上の熱に灼かれ、快感に甘く痺れさせられる由紀香。

「ひゃうぅぅっ、だめ、だめだめだめだめだめぇぇぇぇ!」

士郎の指戯は優しいのだが、巧みで容赦が無い。秘所だけでなく乳房からも、間断なく甘い刺激を送り込まれる。
指の責めは激しさを増し、由紀香の腰が震える。強い刺激に逃げたくても力が入らず、士郎の成すがままである。

「きゃあぅぅぅぅっ、し、しろう、くん、と、とめて、だめ、だめだめだめだめだめぇぇぇ!」

士郎の指先が膣口と尿道口を突付くように刺激し始める。そして、その刺激を続けられる内に、由紀香の体の奥から熱を伴った衝動が湧きあがってくる。
快感に弛緩した由紀香にその衝動を押し留める事は出来ず、士郎の愛撫が追い討ちをかけ、その衝動が解放される。

「い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
シャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。

掌に感じる熱い迸り。尿道口から勢い良く噴出する。由紀香の腰が小刻みに震える。

「あっ、あぁぁぁぁぁぁぁぁ」

恥ずかしさのあまり、顔を両手で覆い隠す由紀香。その間も迸る由紀香の尿が、士郎の手と布団を濡らしていく。

「うっ、ひっく、ひ、ひどいよ、っく、と、とめて、って、いったのにぃ」

しばらくして放尿が止まった頃には、由紀香は羞恥に苛まれ嗚咽を漏らしていた。

「ごめんな、由紀香。俺が悪かった。お詫びに、由紀香のここ、綺麗にするから」

優しく由紀香の髪を梳いてから、士郎は体を移動させ、頭を由紀香の股間へと持っていく。

「……え? だ、だめぇ、そ、そこ、きたないからぁ!」

「由紀香はきたなくなんかないから大丈夫」

「だ、だめぇぇぇぇ、ひゃあぁぁぁぁぁぁんんっ!!」

言っている事に矛盾があるが、お構い無しに行動する士郎。力の入らない由紀香の太股を開き、熱く濡れた舌を秘所に這わせる。
愛液と秘所を濡らした尿を舐め取るように舌を這わせる。

「あっ、ああっ、だめ、だめ、なの、んっ、んんっ、お、おねがい、き、きたない、からぁ、だ、だめぇぇぇ、きゃあぁぁぁぁんっ!!」

由紀香の嬌声交じりの懇願を聞き入れられませんと言わんばかりに、舌に拠る愛撫を続ける士郎。
尿を全部舐め取り、代わりに愛液と唾液がブレンドされた粘液を秘所に舌で塗り込んでいく。
士郎は、濡れ光る秘所を激しく責める。鋭く甘い刺激が電流となって、秘所から背筋を通して全身を駆け巡る。

「ふぁあぁっ、ひゃあぁっ、だ、だめぇぇぇぇぇ!!」

士郎の舌が由紀香の秘所を舐り、舌先が膣口を突付き、愛液を水音を立てながら吸われる。
溢れる愛液で士郎の口の周りはベトベトになっている。士郎の舌戯も指戯と同じで苛烈で容赦無く、由紀香の性感をどんどん高めていく。
由紀香の肉体は全身興奮で紅潮し、快感に翻弄され弛緩し、力が入らない。

「はっ、あっあぁぁっ、そ、そんな、に、し、した、ひゃぅっ、うごかし、きゃぁんっ、ちゃ、だめぇぇぇぇぇぇ!!」

そして、士郎は一番敏感な部分に愛撫を開始する。舌で唾液と愛液をたっぷり塗してから、器用に包皮を捲くり上げる。
露になる陰核。既に堅く勃起しており、刺激されるのを待ちわびる様に震えている。

「ひゃあぁぁぁぁぁぁぁっ、そ、そこ、ら、ら、らめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

舌の熱く濡れた感触が陰核を包み、その甘く鋭い快感に舌足らずな嬌声を上げる由紀香。
舌で陰核を擦るように舐め上げ、舌先で押し潰すように突付き、濡れた唇で挟み込んで甘噛みし、強く吸い上げる。その瞬間、由紀香の意識は真っ白に灼かれた。

「あっ、ああっ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

立て続けに湧き起こる強烈な電流のような快感に、由紀香の性感が一気に高められる。
津波のような快感に翻弄されながら、翔んでいるような堕ちていくような感覚に囚われる。
頂点を極めた体は完全に脱力し、快楽の余韻で小刻みに震える。

「ハァッ、ハァッ、ハァッ、ハァッ、ハァッ、ハァッ」

荒く息を突く由紀香の顔に軽いキスの雨を降らせ、髪を梳いたりして落ち着くのを待つ。

「ハァ〜、ハァ〜、し、しろうくん、ひ、ひどい」

責める様な眼差しで俺を見ながら非難する由紀香。由紀香本人はキツイ目付きになっているつもりのようだけど、全然そうは見えない。むしろ、もっとイジメめたくなる(このケダモノッ!!)。
まあ、何とか抑えて、謝罪の意を込め濃厚なキスをする。たっぷりと由紀香の口腔内を味わってから唇を離す。そして、由紀香の眼を真っ直ぐ見ながら訊く。

「由紀香。……由紀香を貰って良いか?」

「……う、うん」

声は小さく、物凄く恥ずかしそうにしながらだったが、コクンと頷いて、はっきりと口にしてくれた。
電光石火の速さで、部屋に置いてあるスキンを装着する。もう痛い位に準備万端だ!!

「し、しろうくん……」

「大丈夫」

俺の怒張の大きさに不安を隠し切れない由紀香を優しく抱き締める。何が大丈夫か言わない辺り、俺って卑怯者だなぁ、なんて思ったりする。
由紀香を布団に仰向けに横たわらせ、太股の間に俺の体を進める。怒張の先端が秘所の入り口に当たった時、ビクッと由紀香の体が震える。

「いくぞ、由紀香」

コクっと由紀香が頷いたのを見て、俺は腰を進める。先端が入り切らない内から強力な抵抗が、怒張の侵入を阻む。

「……由紀香、深呼吸して」

「う、うん。スゥ〜〜〜〜、ハァ〜〜〜〜、スゥ〜〜〜〜、ハァ〜〜 !!! 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!

息を深く吐いた事で僅かに力が抜けた隙に、一気に全力で怒張を突き入れる。
肉の裂けた感触を感じながら、膣奥に怒張の先端が辿り着く。由紀香は破瓜の痛みに涙を滲ませながら、声にならない叫びを上げる。
腰を固定して、優しく髪を梳いたり、頬を撫でたりしながら、由紀香が挿入の衝撃から回復するのを待つ。

「……ハァッ、……ハァッ、し、しろうくん、……ハァッ、ひ、ひどいよ、……ハァッ」

「ご、ごめんな」

「……痛かったよ」

「本当、ごめん」

「でも、嬉しいよ」

恥ずかしさと嬉しさが合わさった表情で呟く由紀香。……はっきり言って、辛抱堪りません。

「……イッ、んんっ、ちゅ、むぅ、ぷぁっ」

体を器用に折り曲げて、由紀香と濃厚なキスをする。勿論、そのせいで怒張が動き、痛みがぶり返す。
だが、士郎はキスしながら、両手で乳房や耳や首筋を愛撫する事で、快感で痛みを抑えていく。
痛みと快感が混ざり合い、由紀香の肉体を苛む。だが、徐々に快感が痛みに勝っていく。

「あっんんっ、ちゅぷっ、ふぅあっ、んちゅ、はっあぁぁっ、ちゅくっ」

口腔内は士郎の舌で蹂躙され、乳房を始めとした各所への愛撫によって痺れた由紀香の肉体から強張りが抜けていく。
強張りが抜けていくのに合わせて、士郎は腰を少しずつ動かし始める。由紀香は士郎の行為に反応はするが、自分から力を入れる事が出来ない為、正に成すがままである。

「んんっ、くちゅ、はっあぅ、んっちゅ、ひゃあぁぁぁぁぁっ!」

怒張を小刻みにストロークを短く動かしていく。膣の締め付けがきつく動かし難かったが、強張りが抜けていくのに加え、破瓜の血と膣壁から溢れてくる愛液が潤滑剤となり、腰の動きがどんどん大きくストロークは長いモノに変わっていく。

ジュプププププゥゥゥ、ズププププププゥゥゥ。
「んんぅぅぅぅぅぅぅ、ふっうぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」

甘い嬌声が由紀香の唇の端から漏れ出る。ゆっくりとまるで怒張の形を由紀香の膣内に覚え込ませようとするような腰使いで由紀香を責める士郎。
スピードはゆっくりと一定のまま、突きこむ角度を変えたり、腰を回転させながら抉り込むように腰を突き上げたりする。

ジュズププププゥゥゥゥ、ズジュププププゥゥゥゥ。
「はっうぅぅぅぅぅぅ、うっあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

溢れる愛液を掻き混ぜながら、士郎の怒張が膣内の複数のポイントをランダムに擦り上げる。
痺れるような快感が間断無く与えられ、体全体が甘い衝撃に打ちのめされる。

「んんっ、ぷぅっあっ、ひゃっあぁぁぁぁ、ら、らめらめぇぇぇぇぇぇ!!」

唇が離れると、塞ぐモノが無くなった由紀香の唇から嬌声が上がる。
そして、ストロークはそのままに、腰の動きの速さが増していく。膣奥を重く深い衝撃が貫き、膣口ギリギリまで、士郎の灼熱の怒張で激しく膣壁を擦り上げられる。
それだけでなく、子宮口を更にグリグリと先端で押し込んだり、腰を回すように動かして芯を掻き回していく。

ジュズッ、ズジュッ、ジュズッ、ズジュッ、ジュズッ、ズジュッ、ジュズッ、ズジュッ。
「きゃっあぁぁぁぁっ、らめぇぇ、らめぇぇぇぇ、うっあぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!!」

由紀香の肉体も精神も快感に甘く蕩け、士郎の行為に敏感な反応を返す。
怒張が突き込まれる度、そして引き摺り出される度に、甘美な快感が全身を痺れるような電流を伴って奔り抜ける。
もう、由紀香の意識は、極限に達する寸前だった。

ジュプッジュプッジュプッジュプッジュプッジュプッジュプッジュプッ。
「ひゃっ、あぁっ、くぅっ、はぁっ、ひぃっ、きゃっ、ふぅあっ、くぅあっ、ひゃあっ!!」

由紀香の膣内を、強大な存在感で蹂躙する士郎の怒張。とても耐え切れるものではなく、由紀香をどんどん昇り詰めさせられていく。
激しく重く深い突き上げに強烈な快感が絶え間無く湧き起こり、由紀香の肉体と精神が極限に達する。

ジュジュッジュジュッジュジュッジュジュッジュジュッジュジュッ!
「あっあぁっ、らめらめらめらめらめらめらめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

由紀香は腰をガクガクと震わせ、絶頂に達する。絶頂による強烈な締め付けに士郎も快感の頂点を極める。
最後の突き込みで、膣内の奥深く子宮口に怒張の先端を押し付ける。その瞬間、怒張が激しく脈打ちながら、精液を強烈な勢いで迸らせる。

ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン。
「ふっうっあっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

強烈な絶頂に達した事で極限までに敏感になった由紀香にとって、射精による怒張の脈打ちやスキン越しの射精の感触は鋭い快楽となり、もう一度絶頂に堕とし込む事になった。
絶頂の余韻で全身を痙攣させる由紀香。もう、肉体も精神も限界だった。精神は浮遊感に、肉体は倦怠感に支配されながら、由紀香は意識を失った。


未だ元気モリモリと言わんばかりの怒張を、由紀香の膣内から抜く。

「……はぁっ、ふぅぅぅ、……んんっ」

先ず、付けているスキンを処分する。

「さて、次は……」

トントン。

「ん?」

振り返れば、そこには濡れタオルと新しい布団一式を用意してくれているバーサーカーお気遣いの紳士

「……ありがとう」

コクリ。

バーサーカーの助けにより、情事の後始末も滞り無く終わり、由紀香と一緒の布団で眠りに付いた。
…………少し欲求不満だけど。


―――衛宮邸に近い電信柱の上に長い髪を靡かせた人影が立っていた。

「魔力の補充の必要があるのです。許して下さい、***」

その人影が呟いてすぐ、一陣の風が吹く。風が止んだ時、もうそこに人影は無かった。


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