Blade worker 16 「誰が為でなく、己が想い故に鐘は鳴る」 <樹影さん>
ガチャ。
洗面所のドアが開かれ、中に入ってくる人影。ここまでは良い。洗面所に歯磨きに来たとか、理由が考え付くから。
だが、その人影が服を脱ぎ始めたら、そうもいかないだろう。
「いや、入ってるぞ?」
「承知している」
「そっか。なら、良いんだ」
安心して、お湯を手で掬い顔を洗う。と、
カラララ。
「うおっ!?」
浴室の入り口に目を向ければ、結構豊かな胸と大事な場所を手で隠している氷室。
髪の色も薄いけど、肌の色も薄いというか白い。健康的な白さだけどな。……って、何を冷静に観察してますか、俺!?
「ななななななな、なんばしよっと、氷室っ!?」
「……解らんか? 衛宮と一緒に風呂に入ろうと思ってな」
「なしてぇ!? と、とにかく、そんな訳にいくか!! お、俺は、あがるからなっ!!」
なるべく、氷室の裸を見ない様に風呂から出て、浴室を出ようとする。
「……衛宮、待ってくれ」
だが、すれ違う瞬間、後ろから抱きつかれた。ちなみに、プニッ、クニュッと言った感触が背中に当たってたりする。
「ひひひひ、氷室っ!?」
「衛宮、話を聞いてくれるか?」
「……お、おう」
俺の体にまわされた手が、僅かに震えていたのに気付き、心を落ち着かせる。
「それで、話って?」
「その前に私の方を向いてはくれないか?」
「いや、でもそれは……」
「………」
「……わかった」
振り向き、視点を氷室の顔に合わせる。極力、他の所は見ない様に見ない様に。
「……それで、話って言うのは?」
「……衛宮、いや、今から士郎と呼ばせてもらう」
「お、おう。それは構わないけど」
「私は、士郎を、……愛している」
「…………え?」
「………」
氷室が不安そうに俺を見上げている。氷室がこんな風に感情を露にするなんて、滅多に無い。だからこそ、氷室の気持ちが伝わってくる。
「その……、氷室の気持ちは物凄く嬉しい。ありがとう」
俺は、何を言いたいんだよ!? とっ、とにかく、冷静に、冷静にって、冷静でいられるかっ!!
「でも、俺は楓と――」
「分かっている。と言うより、蒔が告白するのを、私は待っていた」
「へっ?」
「蒔は、ああ見えて、精神的に弱いからな。それに、私自身、今までの状況を良しとしていた」
「氷室……」
「だが、蒔は踏み出した。だから、私も、な」
「いや、でもそれは、色々と不味いんじゃ……」
「何を言う。大体、士郎、お前は法や倫理の外の世界で生きている者だろう。それに、二人の女性にそれぞれ子供を産ませ、蒔にも手を出しておきながら、今更、一般的な男女の仲を説く積もりか?」
むう、反論のしようがございません。
「……それで良いのか、氷室は?」
「良い。私は士郎を愛している。それが答えだ」
「俺って、手を出した相手が、三人も居る様な男だぞ、しかも、現在進行形で。……それでも良いのか?」
「士郎でなければ駄目だ。それと、三人も四人も大差無かろう」
「……俺の側にいれば、今回みたいに色々危ない事や面倒事に巻き込まれるぞ?」
「士郎の側に居れるのなら、そんな事は瑣末事だ」
「「…………」」
しばし、無言で見つめ合う俺と氷室。
「……氷室、いや、鐘って呼んでも良いか?」
「ああ、構わない」
……ああ、もう、認めよう。俺って、所謂女の敵って奴だ(でも、切嗣以上じゃないぞ!! それだけは違うぞ!!)。
「無節操な話とは思う。それでも、俺も鐘を愛してる」
「!!」
ツゥーと鐘の頬を伝う涙。
「か、鐘!?」
「い、いや、嬉しくて、し、士郎!? んっ、んんぅ」
照れながら嬉しそうに言う鐘の涙を、唇で拭い、そのまま、鐘の唇に重ねた。
キスをしながら、風呂場の結界を起動させた後、鐘を抱いて、湯舟に身を沈める。
体勢的には、俺が下で、俺と鐘が向かい合う形だ。
「んんっ、ちゅ、はっ、んっ、んぁ」
熱く濡れた舌が片方に妖しく絡みつき、ねっとりと舐め合う。
士郎の舌が別の生物のように、鐘の舌を陵辱する。
「んっ、くぅっ、ちゅぅ、んっはっ、ふぅっん」
混ざり合った唾液が、絡み合った舌を架け橋にして、互いの喉に流れ込む。
唾液の一部が、唇の端から零れ、鐘の肌を伝っていき、浴室の灯りを受け、妖しく光る。
「ちゅっ、ふぅぁ、し、士郎」
長いキスが終わり、唇が離れる。名残を惜しむかのように、長い唾液の橋が架かる。
自身の重みに負け、唾液の橋が切れる。鐘の頬は紅潮し、瞳は潤んでいる。
「……士郎。初めての相手にするキスではないぞ、今のは」
「そ、そうか?」
「だが、好き合った相手とのキスとは、良いものだな。……癖になりそうだ」
「もう一度するけど、良いか?」
「一度で良いのか?」
「いや、数え切れない位する」
「望むところだ」
言って、唇を重ねる。鐘もぎこちなくではあるが、士郎の舌の動きに追従し、貪り合うかのように舌が絡み合う。
鐘の腰を抱きかかえていた手を、愛撫しながら這わせていく。手が動く度、鐘の唇から甘い吐息が零れ、ピクンピクンと鐘の体が震える。
そして、俺の手が鐘の胸に到達する。
「はぁっ、んんっ、くぅん、し、士郎、そこは、あぁっ」
鐘の形の良い胸を、やわやわと揉む。瑞々しい弾力を指先に感じながら、優しく指を柔肉の上に這わせていく。
ちなみに、鐘は線が細いため、相対的に胸が結構大きい。重要なのはトップとアンダーの差なのだと言う代表的な事例っぽい。
「……んっ、……ぅん、そ、そんなに、しないで、くれ、んんっ」
濡れた声音で、俺の手に自分の手を重ね、弱々しく俺の愛撫に留めようとする鐘。勿論、止める気は毛頭無い。
それどころか、鐘の乳房への愛撫を激しくする。
乳房を優しく、情熱的に揉みしだく。甘い刺激が乳房から全身に広がる。
円を描くように掌を使い捏ね回す。刺激により桜色に紅潮し、張りを増す乳房。
「……ぅくっ、……んぅ、……ふぅぅ」
ただでさえ、士郎と肌を合わせていると言う状況から、「触られる」事に敏感になっているのに、士郎の的確で苛烈とも言える愛撫は、鐘の性感を問答無用に刺激する。
乳房への愛撫により未知の快感を与えられ、体が火照りに支配されていく。士郎の指と掌が乳房を刺激する度、快感が電撃となって全身を駆け巡り、口から嬌声となって出ようとする。
「……ふぅ、……くぅぁ、……んんっ」
「何で、声堪えてるんだ?」
嬌声を堪え、眉を顰め震える様は、匂い立つような色香を醸し出す。
瞳に嗜虐的な光を宿した士郎の問いに、顔を背けながら顔を赤くした鐘が答える。
「……は、恥ずかしい、からに、決まって、きゅぅあぁぁぁぁ!!」
鐘の答えの途中で、今まで触られていなかった乳首に、愛撫を始める。
少しに強めに摘まんだ後、そのまま指と指で挟んだまま、扱く様に擦る。
乳房への愛撫で、半勃ちだった乳首は、その刺激を受け、堅く勃起する。
「可愛い声だな、鐘」
「んんっ、ふぅわぁぁ、い、いきなり、するなぁ、ひぃん」
「いや、鐘の可愛い声が聞きたかったからさ」
「くぅん、し、士郎、性格が、変わって、ああっ、ないか、くぅぅぅ、は、弾くな、ひゃんっ」
乳首を指の腹で押し潰し、指先で弾くように弄る。乳首への刺激は、乳房への刺激の何倍も強く甘い。
乳首は愛撫を求めるように小刻みに震え、与えられる快感に全身が震える。
「鐘、気持ち良い?」
「ひゃぁぁぁ、そ、そんな事を、ぅんくぅ、き、訊くなぁぁ」
「なら、もっと気持ち良くしてやる」
「んんっ、な、何をする、気だ?」
胸が自分の顔の位置に来るように、鐘の体を持ち上げる。愛撫により弛緩した鐘は抗う術がない。
「ま、まさか、ま、待て、きゃぁぁうぅぅぅぅ」
乳首を口に含む士郎。唾液をたっぷり乗せた舌で乳首を舐め上げる。
熱く濡れた感触が乳首の上を這うたび、電撃のような刺激が奔る。甘い痺れは全身を駆け巡り、再び乳首に戻ってきて、更に硬くしこらせる。
硬くしこる乳首を、士郎の舌が突付き、舐め上げ、押し潰し、唇と歯で甘噛みし、吸い上げる。
「うあぁぁぁ、そ、そんなに、激しく、しないでくれ、ふぅあぁぁぁぁぁ」
唾液に塗れヌラヌラと濡れ光る乳首に、更なる舌を使った愛撫を加える士郎。
乳首を口に含み、堅くした舌先で突付かれる度、甘い痺れが背筋を奔る。
舌で乳首が舐め上げられると、神経を直に舐められているかのように感じる。
乳首を舌先で押し潰されるようにされると、重量感のある熱が乳房の内部に生まれる。
乳首を甘噛みされると、ビリっと電気が奔ったような快感に乳首が震える。
乳首が吸い上げられると、甘い痺れが乳首から広がり、全身の震えが抑えられなくなる。
「ひぃあぁぁ、んっぅんんっ、そ、そんなに、そこばかり、い、苛め、るな、っくぅあぁぁぁぁ」
甘い色に染まった嬌声と乳首を責め苛む水音が風呂場に響く。その中で、士郎の手も妖しく動き、背中や脇腹を這っていく。
それすらも、甘い火照りに充たされた今の鐘の体には、痺れる程の愛撫となる。
「はぁぁぁ、へ、臍を、んきゅ、そんな、あぅっ、風に、弄るなぁ、うっぅぅぅん」
臍を愛撫して、更に士郎の手は進み、鐘の股間に辿り着く。と、
「ん?」
士郎の手が動きを止める。そして、感触を確かめるように指先を丁寧に這わせる。
ツルリとした感触。
「……毛が、生えてない」
「し、士郎。人の、身体的特徴を、殊更に強調して、言うのは、感心できんぞ?」
愛撫が止まった隙に息を整えるため、途切れ途切れの言葉で士郎を諌める鐘。
鐘のソコには、毛が生えていない。言ってしまえば、ツルッツルである。俗に言う、パイパンだ!!
「……見せてくれるか、鐘のアソコ?」
「なっ、何を、言ってる?」
「見せてくれ」
「……そんなに、見たいのか?」
「見たい」
「…………わ、分かった。……本当に性格が変わっているぞ」
愛撫で弛緩した状態の体に喝を入れ、士郎の肩に手を置き、股間を士郎の顔の真正面に晒すように立つ。
「〜〜〜〜ッ」
自分の一番大事な場所を、士郎の眼前に晒している事実に顔だけでなく全身を紅く染める鐘。
ツルッツルの鐘の股間をじぃ〜と観る士郎。士郎の吐息が無防備な鐘の秘所に当たる。
「そ、そんなに、観るな」
「……ホントにツルツルだな」
「ばっ、馬鹿者」
「可愛いな、鐘のココ」
「そ、そんな事、い、言うな」
「鐘のココ、濡れてるな」
「あ、あれだけ、色々されれば当然だろう!!」
「感じてくれてたんだ?」
「〜〜〜〜ッ、し、士郎、お前は、ケダモノだ……」
「否定はしないけど、鐘が可愛いのも悪いんだぞ?」
「なっ!? ひゃぁぁぁ、い、いきなりぃ、はぁぁぁ、うぅあぁぁぁ」
言うや否や、鐘の股間に顔を寄せ、秘所に唇付ける。
ツルッツルの秘所の感触を確かめるようにキスを繰り返す。
鐘が腰から崩れそうになるのを、士郎は鐘のお尻に手を当てる事で支える。
「……ぅっんっ、……ぃっぁ、……ぅぅん」
鐘は指を噛み、漏れ出そうになる嬌声を抑える。
鐘の様子に嗜虐心を大いに刺激された士郎は、本格的な秘所への愛撫を始める。
「……くっぅぅ、……ひぃっぁ、……ふっぅぅん」
舌で秘所を舐める。外側からゆっくり、まるで形をなぞる様に。丹念に丹念に、味を確かめるかのように。
ゆっくりとした愛撫が、自然と鐘の意識を集中させ、羞恥と快感を生み出す。
刺激により充血した粘膜は、火照りを持って弛緩し、花開く様に綻ぶ。
「……ふぅっ、……くぅぁっ、……ひぃっん、……きゃぅふっ」
湧き出す愛液を、水音を立てながら舐め取り、啜る様に吸う。
口腔内で愛液と唾液を混ぜ合わせ、それを秘所全体に塗り込んでいく様に、舌が秘所の入り口を這う。
膣内から溢れる愛液と、士郎の舌の愛撫でヌラヌラと濡れ光る鐘の秘所。
痛みにも似た鋭い刺激が背筋を奔り、甘い痺れが全身に広がり体の力を奪う。
「……ひゃぅぅ、……そ、そんなに、ソ、ソコを、な、舐める、んっっ、なぁ、ひぃん!」
硬くした舌先を、膣口に浅く差し入れる。ほんの僅かな挿入だが、腰を震わせる程の刺激を生む。
入り口付近だけとはいえ、士郎の舌は激しく動く。濡れた熱い感触が動くのを感じる度、鮮烈な快感が奔る。
「……うっぅぁぁ、……きゃっんんっ、……ソ、ソッチは、よ、止せ、んんっあぁぁ」
舌による秘所責めの一方で、士郎の手は鐘のお尻を愛撫する。
きゅっと締まった小振りなお尻を乳房のように揉み、捏ね回す。
円を描くように捏ね回した後、ゆっくり優しくお尻を左右に割り開く。
露になった尻の谷間の奥に息づく窄まりを、指先でなぞる様に弄る。
皺の一本一本を丁寧になぞり上げ、ノックするかのように指先でトントンと窄まりを突付く。
「……ふぅっあっ、ば、馬鹿、んんっ、こ、この、ケダモノォ、ひゃぁぅぅぅ」
舌の責めの目標を、膣口の上の穴、尿道口に移す。
尿道口を舐め、舌先で突付く。膣口とは異なる強い刺激と羞恥を感じる。
士郎は尚も、尿道口を舌で突付く。その振動が尿道口の上、神経の集中した場所に響き、声を抑えきれなくなる。
「きゃぅぅ、んっぁぁぁぁ、も、もう、少し、抑えて、ふぅあっぁぁぁぁ!」
秘所に唇を当て、音を響かせながら吸う。膣口から湧き出す愛液を嚥下する。
膣口だけでなく尿道口まで吸われ、腰がプルプルと震える。
士郎の愛撫で生まれた快感は、お腹の奥、子宮を焦がす熱の塊となる。
「くぅっんぅ、だ、駄目、だ、し、士郎、きゃぅぁぁ、そ、そんなに、されたらっ、んんっ!」
愛液と唾液で濡れ光る秘所の上、包皮を被った陰核を舌先で突付く。
舌で溢れる愛液を絡め取り、舌先で器用に包皮を剥き、陰核に舌で愛液を塗りこむ。
愛液と唾液でコーティングされ、フルフルと震えるように勃起した陰核を舌で責める。
「うぅあぁぁぁぁぁ、ソ、ソコは、だ、駄目! んんっ、あっあぁぁぁぁ、だ、駄目ぇ、はっあぁぁぁぁぁぁ!!」
舌で丹念に舐める。舌の表面の凹凸が、神経をヤスリ掛けされたような強烈な刺激を生む。
硬くした舌先で突付き、クリクリと捏ね回し、押し潰すように押し付ける。
責めを受ける度、腰が震え、火花が散るような鮮烈な快美感が体と精神を支配する。
「ひゃっあぅぅぅぅ、も、もう、だ、駄目、し、士郎、わ、私は、も、もう」
鐘の言葉を聞いた士郎は、陰核を唇で軽く挟み、思いっ切り吸い込んだ。
「ふぅっあっあぁぁぁぁぁぁぁ!!」
微細な振動が、陰核を襲う。肉体で最も敏感な場所を襲う、苛烈な快感。
背筋を抜け、頭脳まで奔り抜ける強烈な刺激、視界で弾ける火花と共に、全身を支配する甘い痺れ。
「あっ、あっあぁぁぁぁぁ、だ、だめぇ、だめぇぇぇぇ!!」
嬌声を抑えきれない。体を奔り抜ける甘い刺激が導くままに、声を上げる。
波のように押し寄せてくる快感に翻弄される。強い刺激を止めて欲しいのか、求めているのか分からなくなる。
波の勢いは、快感に震える毎に増し、鐘の意識を呑み込もうとする。
「ひぃっうっぅぅぅ、し、士郎、士郎、しろうぅぅぅ、はっあっぁぁぁぁぁぁん!!」
カリと、士郎の歯が軽く優しく、陰核を甘噛みする。
鮮烈で苛烈な快美感に、腰が甘い痺れに震え、全身に伝播していく。
限界近くまで高まっていた鐘の性感が、一気に弾け飛んだ。
「きゃっうぅぅ、あっ、あぁぁっ、あっぁぁぁぁぁんんっ!!!」
絶頂して弛緩した鐘が倒れこんでくるのを受け止める。受け止めた後、抱き直し、荒い息をつく鐘の髪を優しく梳る。
「……イッた?」
「この、ケダモノ、めっ……」
「……これから、もっとケダモノになるんだけど」
「期待は、しないが、できる、だけ、優しく、してくれ。……は、初めて、なのだから」
「……前向きに善処します」
「出来ない、と言っているのか、それは?」
「………」
「な、何故、黙る!?」
絶頂したせいで力の碌に入らない鐘を風呂の縁に座らせ、風呂の壁のタイルの一つを叩く士郎。
ガコン。
叩いたタイルの隣のがせり出してくる。どうやら、隠し戸棚のようだ。ちなみに、切嗣謹製。
入っているのは、スキンだ。手早く装着。準備万端、ばっち来〜いと言った感じ。
「……大きい、な。ほ、本当に、は、入る、のか?」
答える代わりに軽くキスをして、士郎も風呂の縁に座り、鐘を抱え自分の膝の上に向かい合う形で座らせる。
対面座位だ。ちなみに、鐘のお尻の下から士郎の怒張が、コンニチワ。な状態である。
「……士郎」
「鐘、入れるぞ?」
見つめ合う。そして、鐘の頭がゆっくりと縦に振られる。
士郎の手がお尻を掴んで、鐘の腰を持ち上げ、士郎のこれ以上ないほど勃起した怒張を、鐘の秘所に宛がう。
クチュッと水音がして怒張の先端が、秘所の入り口にほんの僅か沈む。
そして、士郎が手の力を抜くと、重力に従い、鐘の腰が落ちる。弛緩して体に力が入らない鐘にそれを防ぐ術はない。
「〜〜〜〜〜〜ッ!!!」
肉を裂かれる痛みと灼けた鋼の棒を体の奥まで押し込まれたような圧迫感に、肺の中の空気が全て吐き出される。
酸素を取り込もうと、パクパクと口を動かす。苦しい。痛い。涙が零れる。
士郎が唇で涙を拭った後、鐘のおでこにキスをする。それだけで、苦痛が軽減されるから不思議なものだ。
腰の奥にズンッと重い衝撃が響き、灼けるような熱さを持った存在感たっぷりの怒張が、鐘の膣内を充たす。
「ハッ、ハッ、ハッ、は、入った、のか?」
「入った」
「フゥ、フゥ、フゥ、そ、そうか。フゥ、フゥ〜〜」
「大丈夫か?」
「あ、ああ。……士郎が、私の、中に、いるのを、感じる。―――嬉しいと、感じるのは、可笑し、っむぅっぅぅ!?」
鐘の言葉に、怒張で鐘の膣内を思うさま蹂躙したいと言う衝動を、貪るように舌で口腔内を陵辱する事で、何とか抑えこむ。
今まで以上に激しく口腔内を舌で嬲る。髪を優しく梳り、お尻を揉み、窄まりを擦るように愛撫する。
「んんっ、ふっぅぅぅ、っむぅぅぅ、くぅふぅっあっっ」
激しく動く舌が唇と唇の隙間から覗き、混ざりあった唾液が零れ、二人の肌を伝う。
精神的な充足感と甘い快感に、少しずつ破瓜の痛みが和らいでいく。
唾液の橋を残して唇を離した後、鐘が士郎を上目遣いで見ながら、少し恥ずかしげに言う。
「ふぅぅぅあっ、し、士郎、そ、その、少し、ずつ、なら、動いて、構わん、ぞ?」
「本当に、良いのか?」
「……士郎にも、気持ち良く、なって、きゃっあっ、ふぅぅあぁぁぁぁんっ!!」
鐘が言い終わらない内に、下から鐘の膣内を、ゆっくりとだが大きなストロークで突上げる士郎。
ゆっくりだからこそ、士郎の怒張の存在感や動きが余計に強調され、意識が膣に集中する。
ジュプゥゥゥゥゥゥゥゥ、ズニュゥゥゥゥゥゥゥゥ。
膣の入り口ギリギリまで引きずり出され、先端が子宮口を叩くくらい奥まで挿入される。
膣襞をじっくりと擦り上げられ、膣奥をズンと脳天に響くくらい突き上げられる。
「ひぃっあっぁぁぁぁ、そ、そんな、に、お、奥、まで、や、だ、だめぇ、あっあっぁぁぁぁぁ!!」
鐘は体に力が入らないので、士郎の成すがままだ。士郎の突き上げに合わせ、鐘のお尻を掴んだ手で、腰も士郎の思うように動かされ、より深く性感を引き出される。
鐘の腰を動かす事でより感じるポイントを重点的に擦り付けられたり、突き上げるのに合わせて腰を下ろす事でより強く突き上げる。
ジュップゥゥゥゥ、グッチュゥゥゥゥ、ズチュッゥゥゥゥゥ。
「ふぅぅわっぁぁぁ、ふ、深いっ、ひぃあぁぁぁぁぁ!!」
腰を回す様に動かしながら突きたて、鐘の腰をその逆向きに回し、膣内を存分に掻き回す。
溢れる愛液が士郎の怒張の動きを滑らかにし、水音の大きさに比例して動きも少しずつ激しくなっていく。
ジュッップ、ジュップ、ジュプ、ジュプ、ジュジュ。
「うっんっ、あっぁっ、はっ、激、しいっ、士郎、士郎ぅ、はっあぁっあぁぁぁ!!」
士郎に与えられる激しい快感に肉体も精神も翻弄される鐘。
快感に弛緩して、力は入らないのに、甘い疼きに肉体は震え、反応する。
ジュジュジュッ、ジュプジュプ、ジュジュップ。
「はっあっ、ひぃっあっ、し、士郎、士郎、もう、もうっ、くぅぅぅぅんっっ!!!」
士郎の腰の動きも激しさを増す。膣口ギリギリまで引き出し、膣奥まで一息に挿入する。
鐘の腰を動かすのと、自分の腰の突き上げのタイミングを合わせ、激しく責める。
風呂場に響くのは、甘い嬌声と結合部から聞こえる水音、士郎の腰と鐘の腰が打ち合う肉音だけだ。
ジュッジュッジュッジュッジュッジュッジュッジュッジュッ!
「ふぅっあっ、しっ、しろう、しろう、いっしょにぃ、んんっ、ずっと、いっしょにっ、はっあぁぁぁぁっっ!!」
士郎を潤んだ瞳で見つめながら、甘い声で想いの丈を口にする鐘。
それに応える様に、士郎は全力で突き上げる。子宮口にズンと重い衝撃を伴って怒張の先端が到達する。
その衝撃で決壊する。快感の津波に呑み込まれ、一気に頂きに押し上げられる。
「あっっ、あぁぁっっ、ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!」
ギュウと締まる膣内。膣内に在るモノを更に中に引き込むような蠕動。
士郎の怒張が震え、熱い精液を迸らせる。怒涛の勢いで噴出した精液は、スキンを破りはしなかったが、スキン越しに、子宮口を叩くように刺激する。
ドクンドクンドクンドクンドクン。
「ひぃあっっ、ま、また、またぁ、はっあっあぁぁぁぁぁ!!」
絶頂覚めやらぬ状態の刺激により、連続で絶頂してしまう鐘。
士郎の胸に完全に脱力して、寄りかかる。士郎は、恍惚とした鐘の髪を梳りながら、軽く唇を重ねた。
鐘が落ち着いたのを見計らって、まだ、○力招来と言わんばかりの怒張を引き抜き、破瓜の残滓のあるスキンを取る。
肌は桜色に紅潮し、艶を含んだ吐息を吐き出す鐘は、何とも言えず色っぽい。
「鐘……」
もう一回、肌を合わせようと唇を重ねようとして、
「痛っ!?」
唇を噛まれた。
「……私は、もう限界だ、この、ケダモノ」
「む、すまん」
それじゃ、鐘と一緒に風呂に浸かって、まったりするか?
「士郎は、上がって、部屋に戻れ」
「なんでさ?」
「……待って、いる者が、いる、からだ」
「へ? それって?」
「四人も、五人も、変わらん、だろう?」
「いやいや、待てって」
「……とにかく、行け」
「……ん、分かった」
「……士郎」
「何だ?」
「偽る、事、だけは、しないで、くれ」
「分かってる」
そして、士郎は浴室から出て行った。
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