Blade worker 13 「剣の丘で鳴く黒豹」 <龍崎天馬さん>
「蒔寺?」
開いた襖の向こうにいたのは、黒豹のパジャマを着た蒔寺だった。
「……ちょっと、良いか?」
「ああ」
蒔寺は真剣な表情で、布団の側に腰を下ろした。
「それで、どうしたんだ、こんな時間に?」
「………」
「蒔寺?」
座った蒔寺は、俯いたままだ。
「……あのさ」
そう長くない沈黙の後、蒔寺は口を開いた。俺を驚愕させる言の葉を乗せて。
「あたし、衛宮が好きだ」
俯いていた顔を上げ、俺を真っ直ぐ見つめて言葉を紡ぐ蒔寺。
そして、俺が何か言葉を発するのを遮るかのように言葉を続ける。
「でもさ、衛宮には、あんな綺麗な人がいるもんな。あたしじゃ、いろんな意味で敵いそうにないしな」
容姿は比べたくない程に端麗。衛宮と同じ世界に生きている。自分の想いが始まった時には既に子供を宿していた。
これだけの事実を突き付けられて、今までと同じでいられるわけがなかった。………終わらせよう。そう想った。
「………だからさ、もう」
諦めるから。震える声でそう続けようとして、
「………やだ」
想いが溢れた。
「やだやだやだやだやだやだやだやだやだやだ」
視界が滲んでいく。頬を熱いものが伝う。目の前の男が困ってる気配がする。でも、止められない。
知り合ってすぐの頃なら、諦める事ができたかもしれない。でも、今まで、衛宮と一緒に居た時間の分だけ、深く強くなった想いは、もう、持ち主であるあたしでもどうにも出来ないくらいになっていた。
衛宮と一緒にいたい。衛宮を側で見つめていたい。衛宮に触れて欲しい。衛宮に触れていたい。衛宮を感じていたい。
「え、衛宮ぁ、あ、あたし、あんたと、ず、ずっと、いっしょに、いたいよぅ」
泣きながら、衛宮の胸に飛び込む。衛宮の体温を感じて、凄く安心する。だから、怖い。この温もりがあたしの側から失くなる事が。
「……蒔寺」
縋りつく様に抱きついてくる蒔寺。嗚咽は未だに治まる気配がない。
士郎の男女間の考え方は、土台に衛宮切嗣から教わったものを、その上に、士郎と肉体関係のある二人の女性により教わったものがあるという、一般のモラルを完膚なきまでに逸脱したものだ。
要は気持ちさえあれば、倫理や常識は二の次という身も蓋もない考え方である。
とは言え、士郎は火傷の事などもあり、男女関係の構築には受身だ。……その後は超強気だが。
とにかく、士郎は優しく彼女を抱き締め、その頭を撫でる。
「ありがとな、蒔寺。でも、俺は蒔寺に好かれるような人間じゃないぞ?」
「……ばぁ〜か。あたしは、衛宮だから、好き、なんだ」
「いや、ホントだぞ。実はさ、俺の子供、橙士だけじゃないんだ」
「………」
「橙士とは母親が違う子がもう一人いる。な? 俺って、そういう人間なんだ」
自分を卑下して、遠ざけようとする。自分と共にある事が彼女の負担になると思うから。
でも、彼女の想いはもう揺るがない。
「……ならさ」
士郎を涙に濡れた瞳で見つめて、
「あたしも、衛宮の子供、産む」
「……本気か?」
「本気に、決まってんだろ」
即答する蒔寺に、決意する士郎。
周囲に緩やかに拒絶されていた士郎にとって、自分と一緒の時間を過ごしてきた彼女達の存在は特別だ。
だからこそ、距離を置いていた。けれど、蒔寺は、その距離を越えてきた。ならば。
「良いのか? 楓を、俺のものにするぞ?」
「え、あ、う、うん。あたしを、し、士郎のもの、にして、っぅんん」
言い終わらぬ内に楓の顔を上向かせ、その唇を俺の唇で塞いだ。
ちなみに、隣室に居たバーサーカー。楓が泣き始めた辺りからそっと襖を閉め、衛宮邸のあらゆる所に仕込まれた衛宮切嗣謹製、無音結界(高い人払い効果有り)を起動させていた。………嗚呼、お気遣いの紳士。って、バーサーカーは魔術使えたかしらん? まっ、いいか。
楓の唇に優しく舌を這わせ、開いたのを見計らって、舌を楓の口内に侵入させる。
侵入した士郎の舌が歯茎をなぞり突いていると、怖々と開かれていく。
開かれると士郎の舌は、楓の舌を捉え絡み付く。
「んんっ……ちゅ……ぅむぅ」
絡めとられた舌を舐め回され、舌全体を吸われる。
楓の口内の唾液を舐めとられ、その代価と言わんばかりに士郎の唾液が、絡みあった舌を介して流し込まれる。
「…うんぅ………ちゅぅ……ぷぅぁ……んぁ…」
口内で生じる甘い刺激に楓は、頭が痺れ始めていた。
最初はされるがままだったが、慣れてきたのか、自分からも舌を動かし始める。
士郎の舌戯に比べれば拙いものだったが、自分から舌を使っていると言う事が楓の性感を高める。
「んんっ……ちゅぷぅぁ……ハァァ」
煌く唾液の橋が、士郎と楓の唇の間に掛かる。
楓の眼はトロンとしており、頬は紅潮し熱を持っている。
「……し、しろうぉ……んんっ」
楓の顔の軽いキスを降らせながら、士郎は楓の「Real Animals」を脱がせて行く。
解析も駆使して、スルスルと脱がせて行く士郎。恐ろしく手際が良い。……流石である。
「……っんん…えっ? あっ、み、みるなぁ、きゃ、ふぅあぁぁ」
脱がされた事に気付いた楓が弱々しく抗議するも、士郎の愛撫に中断させられる。
軽くキスをした後、士郎の舌は楓の耳を攻め始める。
耳に優しく舌を這わせ、耳の穴を舌先で舐めほじる。しかも、わざとらしく舐める水音を強調して。更に、時折、唇で耳朶を甘く挟む。
「ひゃぁぁ、し、士郎、みみ、だ、だめぇ、んぁぁぁ」
士郎の舌が耳を蹂躙している間、士郎の手は、楓の無駄な贅肉の無いしなやかさと、女の子の柔らかさを兼ね備えた体を優しく愛撫している。
五本の指は繊細且つ大胆、変幻自在に動き、楓の体に甘い刺激を与えていく。
「あっ、あぁぁう、ぅんぁぁ、し、士郎、士郎!」
首筋から鎖骨を経由して、腋、脇腹、背中、お腹、腰、尻、腿を撫で擦る士郎の手。士郎の手が通った箇所に甘い痺れと熱が生じる。
と、士郎が人差し指だけで、特定の部分をなぞり始める。
健康的に日に焼けた楓の肌。ただ、それでも焼けていない陸上のウェアの部分。その白い肌と褐色の肌の境界線。
その部分がなぞられている事に、楓は裸である事を強く意識する。
「んんっ、し、士郎の、ばかぁぁ、ひゃんぅぅ」
羞恥に体が更に紅潮する。だが、裸である事を意識したせいか、体の上を這い回る舌と指の動きが余計に強く感じられる。
ジワジワと甘い刺激が全身に広がり、伝わってくる士郎の吐息や体温が、それを助長する。加えて、
「楓、綺麗だ」
等と耳元で囁く士郎。鼓膜の振動がそのまま甘い痺れを生む。
間断なく、体のそこかしこから送られて来る甘い刺激。特別、性感があると思っていなかったところにも、士郎の手や舌が触れると甘い快感が湧き起こる。麻痺しているのに、敏感になっているという矛盾。
「あぁぁ、し、士郎、くふぅ、も、もすこし、ひゃっ、ゆ、ゆっくり」
既に士郎の執拗な愛撫に翻弄され気味な楓。弱々しく懇願する。が。士郎は初体験の時の影響か、Hの時は思いっ切り突っ走る傾向にある。橙子命名「意識在る暴走状態」。意識があるから、乱雑・乱暴ではないが、理性は無いから、全力と言うか容赦なく責める(爆)!!
そして、士郎は次の目標に攻撃を開始する。
「ブラジャー、してないんだな」
「…寝る時はしないって、ああっ、む、胸、そんんっにしたら、ダ、ダメ、は、はずかしいって、はっぁぁぁ」
汗が浮いた小振りだが形の良い乳房に士郎の指が這う。掌全体で、汗をすりこむように撫でられる。
それだけで、ピリピリとした電気のような刺激が走る。
そして、五本の指は乳房を捉え、徐々に包みこんでくる。
やわやわと揉みこまれる度、神経を直接刺激されているように感覚がする。
ただ、士郎は巧みに、乳首への愛撫を避ける。指も舌も、決して、乳首にかすりもしない。
甘い痺れが集まってるかのように、乳首は硬くしこり、刺激を求め、震える。
「ふぅあぁぁ、し、士郎、くぅぅぅう、そ、そこ、そこにぃ」
何度目かの指の乳首への再接近に、楓が甘い懇願の声を上げる。それでも、士郎は応えない。士郎の意図はミエミエだ。けれど、完全に主導権を握られている楓は、羞恥に震えながら、士郎の思惑通りに懇願するしかない。
「ああっん、し、士郎、……ち、ちくび、さ、さわっ、ひゃぁぁぁぁぁん!」
片方の乳首に舌が這わされると、甘い刺激が広がり、楓は堪らず身をよじらせる。
士郎は構わず、乳首を吸い上げ、舌先で弾き、甘噛みする。
鋭い刺激に、逃げたいような、もっとして欲しいような複雑な衝動が楓に湧き起こる。
もう片方の乳首は、指で扱かれ、摘ままれ、転がされ、押し潰され、弾かれる。
痺れるような疼きが胸全体に生まれ、楓の眉根が切なく寄り、甘い喘ぎ声が漏れる。
「あっぁぁ、くぅぅぅ、し、しろ、だ、だめぇ、はぁぁぁぁ」
一通り責めると、責め場所を入れ替える。
指による愛撫で屹立した乳首に唾液を塗りこめるように舌を這わせる。濡れた感触が乳首を這い回る。
乳首を吸い上げる。引っ張られるような感覚に乳首全体が痺れる。
舌先で弾かれる。弾かれる度、甘い刺激に乳首が痺れる。
甘噛みされる。硬い歯の感触が乳首に触る度、鋭い快感が乳首から背筋に走る。
「っあぁぁ! くぅぅぅ、ひぃぁぁぁぁ」
舌の愛撫で唾液に濡れた乳首を、人差し指と親指で挟まれ扱かれる。扱かれるとビリビリと痛いくらいに乳首が硬くなっていく。
乳首を摘ままれる。強い刺激に強烈な快感が乳首に生まれる。
乳首を指で転がされる。クリクリと様々な角度から嬲られる。
乳首を押し潰される。小振りな乳房に埋め込まれるように押し潰され、乳房の内側を刺激される。
乳首を弾かれる。鋭い快感に身をよじらずにいられない。
「あふっ! はくっ、うぅあっ、ひゃうぅぅぅぅ」
士郎は容赦のない責めを続けていく。その度に上がる嬌声。
乳首だけでなく、乳房全体を嬲られ、小振りな胸が張りを増す。
熱く疼く場所を的確に責められ、蕩けるような強烈な快感が楓を苛む。
乳首はこれ以上ないほど硬く屹立しているにも拘らず、更なる刺激を求めているかのようにピクンピクンと震える。
「ひゃふぅぁぁぁ、だめぇ、し、しろう、だ、だめぇぇぇ、ち、ちくび、と、とれちゃ、あっあぁぁぁ」
舌足らずな甘い声で、楓が懇願する。
その懇願を聞き入れたかのように、舌と手が楓の乳房から離れる。
士郎の舌と手は、下腹部へと移動していく。
手は、脇腹や背中の上を五本の指で巧みに刺激しながら下りていく。
下はお腹の上に唾液の跡を残しながら、途中、臍を舌先で突付き、下りていく。
「やっ、へそ、だめっ、くぅあ、うぅぅんんっ!」
閉じられた腿に到達すると、いやらしく腿の上を手が這い回り、舌が行き来する。
胸への愛撫で散々高められた性感によって、腿への刺激は蕩けるような快感を生み出す。
時々、腿を甘噛みしたり、胸のように揉みこんでくる。
甘く刺激される度に徐々に開かれていく腿。ある程度開かれた所で、士郎は楓の膝を割り、大きく開かせる。
「ばっ、み、みるなぁぁ、ふひゃあぁぁぁぁ!」
ストライプの下着の上から、楓のソコに指を這わせる。
電流のような痺れが、楓の腰を包む。腰はプルプルと震え、快感の度合いを示している。
指先で軽く、下着の中央を縦になぞる。何度も行き来する指の動きに合わせ、背筋を電流が走る。
股間を弄る指の刺激に、無意識に腰を浮かせる楓。
「んんっ、はぁっ、くぅっ、だ、だめ、だって、やぁぁぁぁ」
下着は内側から滲み出した蜜により、なぞる士郎の指を熱く濡らしていく。
上下に動いていた指が、一点に押し当てられる。宛がわれた指先は微妙に振動し、腰に強い痺れが走る。
更に、クルクルと小さな円を描くように柔らかく擦り上げていく。
「あっ、はぁっ、やっ、やだぁ、くぁ、きゃ、んんっ」
強い刺激に腰を震わせる楓の下着に手を掛ける。ゆっくりと下着が下ろされていく。
下着と楓の秘裂との間に糸が引く。
「み、みるなぁ、ばかぁ、ばかぁぁぁ」
両手で顔を隠す楓を尻目に下着が取り去られる。執拗に責め抜かれ、消耗しているため、為すがままだ。
脚を広げられ、士郎の目に晒される楓の秘裂。少し濃い目の茂みの下で、トロトロと蜜を零す。
濡れた秘裂を、士郎の指が広げる。漏れ出た蜜を秘裂全体に擦り付けるように愛撫される。
膣口付近を指先で捏ね回す様にされ、ビリビリと電流のような快感が奔る。
「ひっ、あはぁぁぁ、やっ、やだぁ、くっあぁぁぁ、やめ、きゃぅぅぅ」
楓の背中が反り返り、腰がくねる。それは士郎の愛撫から逃れようとしている様でもあり、求めている様でもあった。
そして、濡れた指を最も敏感な部分に向かう。
包皮の上から蜜を擦り付け、軽く突付く。
「だ、だめぇぇぇ、そこ、ひゃぁぁぁ、きつ、ふぅあぁぁぁぁぁ!」
膣口から熱い液体が溢れていくのが分かる。羞恥がカンフル剤となって、楓の官能を強く呼び覚ます。
包皮を優しく剥かれ、小さく勃起した珠が顔を出す。外気に晒されプルプルと小刻みに脈動する珠に、溢れた蜜を指で掬い取り、塗りこんでいく。
「はっぁっぁぁぁ、んんっ、くぅぅぅぅ、や、やめぇ、っぅあぁぁぁぁ」
蜜に濡れる珠を指で優しく挟む。弾けるような強い刺激。
軽く指先で弾く。鋭い快感が響き、腰を突き出すように浮かせてしまう。
そして、指先で珠を押し潰すように、強く突付く。強い刺激が引き金となって、堕ちるように性感が高まる。
「ひぃぃん! んっ、っうぅぅんっ! あっ、あっあぁぁぁぁぁ!!」
体の奥から湧き出るような快感の奔流に飲まれ、楓は絶頂に達してしまう。
瞳は蕩けるように潤み、体は汗を浮かせ紅潮し、濡れた唇は開いて、甘く切ない吐息を漏らす。
弛緩した体を力なく横たえる楓。と士郎はそんな楓の体をうつ伏せにし、腰を持ち上げる。抵抗の無いのを良い事に好き放題である。
楓の今の体勢は四つん這いになって、士郎に腰を突き出している形になる。絶頂して、意識が朦朧としており、自分がどんな格好をしているか良く分かってない。
そんな楓に士郎の魔の手が迫る(笑)。
「ふぅえ? ひ、ひぃやぁぁぁぁ、らめ、らめぇぇぇ、んんっ、あっあぁぁぁぁ」
引き締まったお尻を十本の指が柔らかく揉み回し、蠢くように食い込ませていく。
愛撫の合間を抜って、柔らかな尻肉の上を濡れた舌が這う。お尻まで舐められているという事がより一層楓を敏感にする。
胸のように揉み回されたり、甘噛みされたり、絶頂したばかりで敏感になっている性感を、強く刺激される。
舌がお尻の谷間に差し掛かると、尻肉を掴んだ士郎の手がお尻を割り開く。
「ひぃ、ひぃやぁぁぁ、そ、そこ、ひらい、んんっ、ちゃ、ら、らめぇぇぇ」
お尻の谷間をなぞるように舌を這わせていく。背筋をゾクゾクする痺れが奔る。
色素の薄い窄まりに、舌が辿り着くと、楓はイヤイヤと弱々しく腰を揺するが、士郎は構わずそこを責め始める。
「ら、らめぇぇ、そ、そこ、やっ、やぁだぁぁ、ふっぅぅあぁぁぁぁぁ」
窄まりの皺に唾液を染み込ませるように、ねっとりと舌を這わせ、舌先で軽くノックするように突付く。
羞恥と官能が入り混じったむず痒いような悦楽に楓の腰が、小刻みに震える。
そして、窄まりを越え、舌は楓の膝元まで濡らす秘裂に進む。
秘裂に舌が到達した瞬間、ビクンと楓の腰が震える。
「はっ、うあっぁぁ、くぅぅあぁぁぁぁぁ」
膣口を舌で舐められ、浅く舌先が侵入してくる。
送り込まれて来る刺激に、膝がプルプルと震え、腰が崩れそうになるが、士郎の腕がしっかりと固定している。
熱い蜜を溢れさせる秘裂を味わうかの様に舐めまわす。
そして、士郎の舌は最も敏感な部分、小さく震えながら屹立した小さな珠を探り出す。
「ら、らめぇ、らめぇ、らめぇぇぇぇぇ!!」
舌足らずな抗議を聞き流しながら、舌でそこを突付く。
突付いた後は、堅くした舌先で押し潰し、軽く唇で挟みこんで、思い切り吸い付く。
「ひゃぁぁぁぁ、ぅっあぁぁぁぁぁぁぁ!」
高い声を上げ、全身を硬直させ始めた楓を見ながら、追い討ちをかけるように、吸いつきながら舌を動かし、強く絡み付かせ更なる刺激を送り込む。
「あっあぅぅぅ! はっあっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
楓の意識を白く染め上げるほどの快感が奔り、顎を仰け反らせ、強くシーツを握り締めながら、楓は二度目の絶頂に達した。
力尽きたように布団に横になる楓の横で、士郎が包帯を外す。そして、スキン(ヨーロッパ製)を慣れた手付きで装着。
露になる火傷の痕。互いに全裸。
「んっ、はぁぁ、しろうぅ」
楓を仰向けにして、キスをする。ほんの一瞬、楓の眼に怯えが浮かんだが、楓から士郎の首に抱き付き、キスをしてくる。
肌を合わせ、互いの昂ぶった体温を感じる。と、一際熱い部分が楓の下腹部に当たる。
黒光りする怒張は、凶悪で、凶暴で、獰猛で、暴君だ。幻想種で例えれば、間違い無く竜種だろう。
その威容に、息を呑む楓。とりあえず、恐れが前面に出てくる。
「……そ、それが、あ、あたしの、な、膣内に……?」
不安そうな楓を落ち着かせる様な、優しいキスをする士郎。
たっぷりと唾液を交換し合った後、楓は士郎をまっすぐ見ながらゆっくりと頷く。
士郎は頷き返し、先程舌で秘裂を責めていた時のように、楓を四つん這いにさせ、腰を上げさせる。
「えっ、えっ? ちょ、ちょっ、し、士郎?」
慌てる楓に覆い被さる様にして、口を楓の耳に寄せる。
「楓の、下付きだから、正常位はし辛いと思う。多分、こっちの方が、楽だと思うぞ」
「で、でも、こんなかっこう、は、はずかし、ひぃあぁぁ」
「大丈夫。優しく、するから。………いくぞ」
耳朶を甘く噛んで楓の懇願を中断させ、ゆっくりと楓の四つん這いになったお尻の中心、熱く濡れ潤った秘裂に、ビンビンに屹立した怒張を宛がう。
腰をしっかりと掴み、左右に揺すりながら、徐々に入り口に怒張の先端部を埋め込ませ、秘裂を押し広げていく。
「あぁぁ、は、はいって、っぅうぁぁぁ」
先端部が埋まる。楓の吐く息には苦痛が混じり、全身に力が入っている。
あまり痛みを継続させない方が良いと判断した士郎は、腰に力を込め、
「〜〜〜っっっ!!!」
楓の秘裂を、怒張で一気に奥まで貫いた。顎を仰け反らせ、背は反り返り、腰が跳ね上がる。
灼熱の怒張が、奥まで強引に割り開き、体が引き裂かれたかのような痛みが奔る。
しかし、強烈な圧迫感と存在感は、士郎のモノが楓の膣内に在る事を嫌がうえでも主張する。
破瓜の苦痛を、精神的充足感が上回っていた。
「はっ、あっ、あ、あたし、し、士郎の、ひぃぁ、も、もの、に、なったんだ、くぅぁ」
体を貫く痛みに震えながらも、嬉しそうに言う楓に、士郎、キレました。………元々、キレていたけど。
すぐには腰を動かさず、痛みを和らげるために愛撫をし始める。
体を体重をかけない様に倒し、耳を責める。手で後ろから胸を揉み、乳首を転がす。
もう片方の手は、繋がっている部分に伸ばし、結合部の上で震える珠を挟み、突付く。
「きゃぁふぅぅぅ、あっあぁぁぁ、つ、つよひぃ、ら、らめぇ、ひゃぁぁぁぁ!」
愛撫により、膣内に新たな蜜が湧き出し、怒張に絡み付く。
強張っていた膣内は、ゆっくりと綻び始める。それに合わせ、小刻みに腰を動かし、怒張をゆっくりと出し入れ始める。
「ふぅあぁぁぁぁ、う、うごいてるぅ、あっああっぁぁぁぁぁぁ」
少しずつ少しずつ、腰の動きが大きくなる。腰の動きは、激しすぎる事もなく、単調にならないよう突き込む方向を変えたり、腰を回して芯を抉り込むようにしたりする。
痺れるような快感が痛みを徐々に塗り潰していく。
楓の膣が、快感に震えるたびに、士郎の腰の動きは激しくなっていく。
「ひぃあぁ! は、はげし、っくぅぁぁぁ、んっ、んあぁぁぁぁぁぁぁ!」
遂に腰の動きは膣奥まで到達する。秘裂を深々と貫き、子宮口に怒張の先端がグリグリと押し付けられる。
腰をしっかりと掴まれ、深く力強く内部を掻き回される。
クチュ、グチュ、グチュゥ、グチュチュ!
結合部から響く水音が、鼓膜を甘く震わせる。
強大な圧迫感が膣奥まで満たすと、膣襞を擦り上げながら、膣口ギリギリまで引きずり出されていく。
「あっ、はあっ、うあぁぁぁっ、な、なか、こ、こす、っくぁあぁぁぁ、られてぇぇぇ」
士郎の執拗な責めでこの上も無く、性的に昂ぶらされていた楓は、もうされるがままだ。
膣内で熱く堅い怒張が激しく暴れ回り、強烈で甘い痺れが腰から全身へと駆け巡る。
激しい快楽の奔流が楓を翻弄する。もう、自分がどんな状態のなのか分からなくなる。
「っんんっあぁぁぁ、らめぇ、ひゃぁいぁぁぁぁ、やぁあぁぁぁぁぁ!」
ジュュ、ジュプ、グチュゥ、ジュグチュ、ジュププゥゥゥ!!
甘い嬌声と淫らに響く水音が、士郎と楓を酔わせていく。
膣内に溢れる蜜を掻き出す様な激しい動き。結合部から漏れ出た蜜が、太股を伝い布団を濡らす。
蜜で濡れ光る怒張は、更に大きなストロークで動き始め、楓の膣内を蹂躙する。
「はっ、んぁあぁぁっ、お、おくぅ、やぁあぁぁ、らめぇぇぇぇ!」
子宮口を怒張の先端で突付かれるたび、楓の背が反り返る。
ガクガクと両脚を震わせ、崩れ落ちそうな腰を、ガシッと固定して最深部まで強く突く。
甘美な衝撃が膣内を灼き、怒張を強く締め付ける。それがお互いの性感を極限まで昂ぶらせる。
「ひぃひゃぁぁぁ、く、くるぅ、き、きちゃぁぁぁ、うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
最後の一突きで、膣の奥、子宮口の入り口を強く突き上げる。
そして、スキン越しに迸る精液。勢い良く放出されたソレが、奥を叩き、楓をもう一度絶頂に押し上げる。
「あっあああぁぁぁぁぁぁ!!! っぁぁぁぁ…………」
膣内で士郎のモノがビクビクと脈打つ。それに合わせて楓の腰もピクピクと震える。
ゆっくりと未だ堅さを失わない士郎のモノが、楓の膣から抜かれる。蜜が糸を引き、重みに負け切れる。
士郎が腰から手を離すと、ペタンと糸が切れたように腰が崩れ落ちる。
荒い息を突き、呆けたようになる楓。相当に消耗している。
だが、相手は衛宮士郎なのだ。これでは終わらない。
「ふやぁぁぁぁ、し、しろ、やすま、ひゃあぁぁぁぁぁぁぁ」
スキンを付け替え、今度は楓を抱き込むようにする士郎。
楓の首筋に舌を這わせながら、怒張を楓の秘裂の下にセット。……今度は背面座位の様です。
「楓が可愛すぎて、止められない。……いくから」
ジュプッゥゥゥゥゥゥ!!!
「ふっあっぁぁぁぁぁぁ、らめぇぇぇ、やっぁぁ、あっはっあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
結局、この後それなりに長い時間、甘い嬌声が止む事は無かった。
この日だけで、士郎が楓の体で知らない所は無くなりましたとさ。………やり過ぎだろ?
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